ワシントンホテルとホテルグレイスリーがお届けする、
地域に根ざした旅の情報

天守閣が桜に包まれる、春の岸和田城

岸和田城と桜(Kishiwada Castle and cherry blossoms)

たこ焼きやお好み焼きなど、食い倒れの街として有名な大阪。実は、歴史情緒あふれるスポットの宝庫でもあるのをご存知ですか?その中から今回ご紹介するのは、泉州エリアの岸和田市に位置する「岸和田城」。現在、約170本もの桜が咲き誇り、「岸和田城 お城まつり」が開催されています。夜桜とライトアップされた天守閣が創り出す神秘的な景色を楽しんでみませんか?

日本の歴史を見守ってきた「岸和田城」

1334年、後醍醐天皇に忠義を尽くしたことで有名な楠正成の一族・和田氏が、当時「岸」と呼ばれていたこの地に岸和田城を築きました。安土桃山時代には、岸和田合戦と呼ばれる激闘が繰り広げられたことも。
そんな岸和田城は現在、千亀利公園として整備され、3層の復興天守の内部には資料展示室や望楼などがあります。一方、岸和田城の前にある「八陣の庭」は66年前に、城を囲う水堀と石垣は600年以上も前に造られたもの。日本の歴史を学びつつ、当時の雰囲気を感じることのできる大阪を代表する観光スポットです。

食べ歩きしながらお花見できる「岸和田城 お城まつり」

岸和田城では、毎年4月1日から15日まで「岸和田城 お城まつり」が開催されています。水堀に沿って咲き誇る桜と、そびえ立つ天守閣とのコラボレーションに魅了されるはず。桜が満開の時期だけでなく、散り始める時期も楽しめるのが岸和田城の魅力。水堀の水面にピンク色の花びらが浮かび、まるで絵画のような「花筏」を見ることができます。
また、お祭り期間中のみ、日没30分後から23時まで天守閣がライトアップされます。日中とは打って変わって、闇の中に浮かぶ天守閣と夜桜が創り出す幻想的でロマンチックな景色が広がるんです!
お城の敷地内には、りんご飴やイカ焼きなどの露店が出店。二の丸広場ステージでは様々なイベントが実施され、6日と7日に開催される泉州物産展では泉州の特産品や産業製品を手にいれることができます。

開場時間10:00~17:00
※2019年4月1日~2019年4月7日は20:30まで開場
住所大阪府岸和田市岸城町9-1
アクセス南海本線「岸和田」および「蛸地蔵」駅より徒歩7分
URLhttp://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/36/kishiwadajyo.html

今回の旅の拠点