6月必見!紫陽花とロマンチックな雰囲気に包まれた長崎市
毎年5月下旬から色とりどりの紫陽花に彩られる、長崎市。現在「ながさき紫陽花(おたくさ)まつり」が開催されており、出島、シーボルト記念館、グラバー園、眼鏡橋などの歴史あるスポットには華やかな景色が広がっています。実は長崎の紫陽花には、シーボルトの素敵な愛の物語が詰まっているんです。6月ならではの紫陽花の景色を眺めながら、長崎市を散策してみては?
シーボルトの愛を感じられる「ながさき紫陽花まつり」
6月16日まで開催されている「ながさき紫陽花まつり」。長崎市内の至る所で、20種類約3,500株のあじさいが咲き誇っています。江戸時代末期に日本に来日し、日本人に最新の医学を教えたシーボルトのお気に入りの花でもあった紫陽花。シーボルトはこの地で最愛の女性・お滝さんと出会い、娘を授かったのですが、国外追放の身となって家族と引き裂かれてしまいました。故郷に帰国した彼が、紫陽花に「オタクサ」と学名をつけてヨーロッパに紹介をしたことから、このお祭りは「紫陽花(オタクサ)祭り」と呼ばれています。ちなみに、シーボルトとお滝さんは30年後に再会を果たしています。またお祭り期間中は、2人の愛の証である紫陽花を鑑賞できるだけでなく、長崎駅周辺にある4店舗で「長崎そっぷ(=スープ)」という郷土料理を堪能することもできまよ。
開催期間 | 2019年5月25日~2019年6月16日 |
開催場所 | 長崎市内(シーボルト記念館、中島川公園、出島、グラバー園など) |
URL | https://www.nagasaki-tabinet.com/event/50844/ |
海と紫陽花の絶景を眺めながら「旧自由亭」でひと休み
長崎市内を散策中にひと休みしたいときは、紫陽花に覆われているグラバー園にある「旧自由亭」へ。日本で初めて誕生した西洋レストラン「自由亭」を移築、復元した喫茶店です。アンティークなインテリアが醸しだすレトロな雰囲気は、まさにフォトジェニック。長崎湾と紫陽花を眺めながら、24時間かけて抽出された濃厚なダッチコーヒーを召し上がれ。カフェインが少なく、濃厚な風味を楽しめます。もし小腹が空いているのなら、老舗カステラ専門店・長崎堂のカステラも一緒に注文してみてください。コーヒーとの相性が抜群です!
営業時間 | 9:00〜17:30 年中無休 ※グラバー園の開園時間によって変動することがございます。 |
住所 | 長崎県長崎市南山手町8-1 グラバー園内 |
アクセス | 路面電車「大浦天主堂」より徒歩7分 |
URL | http://www.glover-garden.jp/pick-up/tea-room |
今回の旅の拠点
佐世保ワシントンホテル
佐世保駅 徒歩3分