金属加工の町・燕三条エリアでひと息つきたい時におすすめ。老舗喫茶店から最新カフェまで、心安らぐ空間と映えスイーツで心くすぐる3店舗を選んでみた

東京駅より上越新幹線で2時間ほどの、新潟県燕三条エリア。国内外問わず、金属加工の街として知られていて、大人気ドラマ「下町ロケット」のロケ地として登場した場所でもあります。今回は、そんな燕三条エリア周辺を観光しながら立ち寄って欲しい、カフェをリサーチ。老舗喫茶店から最新カフェから、主要駅である燕三条駅より電車やバスで乗り換えなく訪れることができ、絶品映えスイーツをいただける3店舗を選んでみました。

スペースインベーダーゲームとプリンアラモードが、1970年代頃の風景を演出。マスター手作りの昔ながらの喫茶店メニューが味わえる「喫茶ロンドン」

昭和レトロな建物と、店名が大きく描かれた看板が目印の「喫茶ロンドン」。1967年にオープンした純喫茶です。店内に足を組み入れると、年季を感じさせるテーブルやソファ―、そして現役で稼働中の”スペースインベーダーゲーム”が配された、まるで映画のセットのような空間が。そんなノスタルジックな雰囲気が漂う店内では、マスターが愛情を込めて手作りするナポリタンやサンドイッチ、パフェなど、多彩なメニューをいただくことができます。おすすめは、「特製ロンドンア・ラ・モード」。自家製プリンを中心に、リンゴやバナナなどのフルーツがクラシカルな器を彩っています。弾力のあるプリンは、どこか懐かしさを感じる優しい味わい。甘さ控えめの生クリームが具材を引き立たせる絶妙なアクセントとなり、手が止まらなくなるはず。

営業時間	11:30～24:00
住所	新潟県燕市燕4436
アクセス	燕三条駅から弥彦線で1駅、燕駅より徒歩6分
URL	https://tabelog.com/niigata/A1501/A150102/15008007/

香り高いサイフォン珈琲と、キュートなチョコペンアートが描かれたケーキに心癒される。遊び心に溢れた建物のデザインや個室でも好奇心そそる「ITOYA CAFÉ」

木々や草花に囲まれた三角屋根の建物が印象的な「ITOYA CAFÉ（イトウヤ カフェ）」。開放感溢れる天井高の明るい店内には、様々なスタイルの客席や個室が用意されています。階段状に設けられたカウンター席や隠れ家のようなボックス席、2名以上で貸し切り可能なシアタールームなど、何度も足を運びたくなる要素が満載。ITOYA CAFÉといったら、注文を受けてから豆を挽き、サイフォンで丁寧に淹れてくれる本格珈琲が人気。カップ約2杯分とたっぷりと楽しめるのもポイントです。併せてケーキも注文すると、ケーキが200円引きに。紅茶のシフォンケーキやベイクドチーズケーキなどのレギュラーメニューと、定期的に登場する新作のなかからお好みをチョイスして。優しい甘さのケーキは、力強く深みのある珈琲にぴったり。スタッフがお皿に描いてくれるチョコペンアートにもきゅんっとさせられます。

営業時間	10:00～19:30　月曜定休
住所	新潟県三条市荒町2-19-10
アクセス	燕三条駅から弥彦線で1駅、北三条駅より徒歩15分
URL	https://tabelog.com/niigata/A1501/A150102/15017480/

和食職人が生みだす、見た目の美しさにもこだわった絶品パフェが人気。本格和食とカフェメニューを一度に楽しめる「和食カフェえん」

新潟県の和食名店で修行した料理長が、2019年にオープンした「和食カフェえん」。注目は、こだわりの珈琲と、見た目が美しいスイーツです。使用されている珈琲豆は、オリジナル「えんブレンド」。珈琲歴40年のベテラン焙煎士のコーヒー専門店「KONA SNOW Coffee Roasters」にオーダーして、ブレンドしてもらっているそう。料理やスイーツの味を邪魔しない、あっさりとした味わいが特徴です。また、多彩なスイーツメニューのなかでも一番の人気を誇る「いちごづくしパフェ」もおすすめ。フレッシュないちご、いちごソース、いちごアイス、いちごの生クリームがたっぷり詰まった、贅沢なパフェ。5月中旬頃までの限定メニューなので、食べ逃しなく。もちろん、手の込んだ本格和食ランチも評判なので、ランチがてらカフェタイムを楽しむのもおすすめです。

営業時間	平日  9:00〜18:00／土日祝  17:00〜22:00（居酒屋営業のみ）　月曜、第3日曜定休
住所	新潟県燕市水道町3-19-21
アクセス	燕三条駅からバスで9分、燕市産業資料館前より徒歩16分
URL	https://washokucafe-en.com/lunch/