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陶芸のまち波佐見で自分好みの器を見つけよう

およそ400年前から焼き物を作り続けてきた歴史ある陶芸の里、波佐見。そこで作られる波佐見焼は日用品でありながら、白磁の美しさと、繊細な藍色の染付技術が魅力の器です。2010年頃からHASAMIブランドとして人気に火がつき、食器や雑貨が好きな人がわざわざ足を運ぶ人気の観光地となりました。今回はそんな波佐見の町を巡るなら必ず訪れたいおすすめスポットを4つご紹介します。

佐世保ワシントンホテルからの移動は、同ホテルより徒歩3分の「佐世保駅前」バス停利用が便利。嬉野バスセンター行きに乗車後、どのスポットにも乗り換えなく訪れることができます。

西海陶器のオリジナルブランドの器を手に取れるスペース「南創庫」

南創庫()
Photo by @namihey326

昭和35年生まれの古い製陶所で使われていた倉庫を改装した「南創庫」は、2011年にオープンした波佐見ならではのモノづくりを紹介するお店です。西海陶器が手がけるオリジナルブランド「essence of life」のプレートやボウルなどの食器をはじめ、遊び心のある器やデザイナーとのコラボアイテムを多数取り扱っています。転写紙を自由に切り貼りし、自分だけの絵付けができる「切り絵付け体験」も事前予約制で開催されています。気になる人はあらかじめ電話で申し込んでおきましょう。

営業時間11:00~18:00 水曜定休
住所長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2187-4
アクセス佐世保駅前からバスで42駅、西の原バス停より徒歩1分
URLhttps://24nohara.jp/shop/

全国各地の焼き物が揃うデザイナーズ店舗「OYANE」

OYANE
Photo by @mrn__t___

ご当地の波佐見焼に限らず、全国各地の焼き物が掘り出し価格で揃う「OYANE」。ショップとギャラリーを兼ねた店内には、陶磁器を焼くときの道具が多数用いられています。店舗の設計を担当した空間デザイナーDO.DO.は、陶磁器の里に眠っていた道具の数々に着目し、それらをインテリアとして取り入れることで波佐見の”豊かさ“を表現しました。1階の「陶器の窯蔵」には、日常使いにぴったりの食器が所狭しと並びます。店内を眺めるもよし、お気に入りの一品を発掘するもよし。様々な楽しみ方ができますよ。

営業時間9:00~18:00 年末年始休
住所長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷2204−4
アクセス佐世保駅前からバスで38駅、波佐見役場前より徒歩1分
URLhttps://oyane.jp/

波佐見町内随一の品ぞろえを誇る観光物産館「くらわん館」

やきもの公園内にある陶芸の館の1階に位置し、波佐見にある35の商社・窯元の器が勢ぞろいする観光物産館「くらわん館」。お値打ち品から高級食器まで品ぞろえが豊富なので、自宅用はもちろんのこと、贈り物を選ぶ際に最適です。地元特産の地酒や手づくりみそなど、焼き物以外のお土産品も販売されていますよ。「絵付け」や「ロクロ」、「タタラ型打ち」などの陶芸体験もできるので、旅の思い出にオリジナルの器作りに挑戦してみるのもおすすめです。

営業時間9:00~17:00 年末年始休
住所長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255−2陶芸の館内
アクセス佐世保駅前からバスで43駅、やきもの公園前下車後徒歩2分
URLhttp://kurawankashop.sakura.ne.jp/

焼き物販売のスペースとカフェを併せ持つ窯元直営店「No.1210」

「No.1210」は、店内ディスプレイがとてもおしゃれな藍染窯の直営店です。DIYで作られたような足場材のテーブルに置かれた器は、思わず写真を撮りたくなるほどのかわいらしさです。併設されたアンティーク風のカフェスペースでは、製造過程で少し傷がついたB級品のマグカップとドリンクがセットで1000円という窯元直営ならではのユニークなメニューを提供しています。こだわりのスペシャリティコーヒーを堪能しつつ、波佐見焼のマグを手に入れてみるのはいかがでしょう?

営業時間10:00~18:00 水曜・木曜定休
住所長崎県東彼杵郡波佐見町湯無田郷1210
アクセス佐世保駅前からバスで46駅、内海下車後徒歩1分
URLhttps://aizengama.stores.jp/

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