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福岡城や福岡市の街並みとのコラボレーションや、桜のトンネルも。4 月上旬中には訪れたい、福岡市内の+αを楽しめる桜スポット3選

一本松川緑道(Ipponmatsukawa Ryokudo Street)

3月下旬から4月にかけて、福岡市内ではソメイヨシノをはじめ、様々な品種の桜が満開を迎えます。せっかくの旅行でお花見を取り入れるなら、桜の美しさに加えて、その土地ならではの+αも堪能したいですよね。今回は、福岡市内の桜スポットの中から、特に+αの部分に注目して選んだ、3つのスポットをご紹介します。4月上旬に福岡旅行を計画されている人は、ぜひプランの中に取り入れてみてくださいね。

福岡城のお濠や石垣を背景に咲き誇る、約1,000本の桜が見事な「舞鶴公園」

飛鳥時代から平安時代にかけて外交使節として使われていた鴻臚館(こうろかん)や福岡城の跡地を中心とした「舞鶴公園」は、福岡県内でも有数の花見の名所です。福岡城のお濠や石垣をバックに咲き誇る約1,000本の桜はまさに圧巻の一言です。3月下旬に見頃を迎えるソメイヨシノが全体的に多めですが、他にも花弁の色が濃く八重咲きのベニヤエシダレザクラや花の香が強い品種のスルガダイニオイなどの品種も鑑賞できます。桜のほかにも、5月までは藤や牡丹、芍薬、つつじ、花菖蒲と様々な花が盛りを迎えます。4月16日(土)・17日(日)には、特別イベント「藤まつり」も開催。桜と合わせて、1年で最も花にあふれる舞鶴公園の景観を楽しんで。

開園時間24時間 年中無休
住所福岡県福岡市中央区城内1
アクセス中洲川端駅から福岡地下鉄空港線で3駅、大濠公園駅より徒歩8分
URLhttps://www.midorimachi.jp/maiduru/

散りゆく桜が川を流れていく光景や、桜のトンネルを堪能できる穴場「一本松川緑道」

一本松川緑道(Ipponmatsukawa Ryokudo Street)
Photo by @makoto36215

堤団地の西側にある「一本松川緑道」は、幅5メートルほどの小さな川の両側に、約60本の桜が並ぶ穴場的なお花見スポットです。観光地ではない普通の住宅街ですが、近隣の方はもちろんのこと、桜を愛する人たちが遠方からもわざわざ足を運びます。高低差のあるところに桜が植えられているため、小川に向かってしなだれた枝が、見事なアーチを作り出しています。川べりの道であれば、幻想的な桜のトンネルを見上げながら散策できますよ。遊歩道として舗装されているので、子供連れでも安心です。散りゆく桜の花びらが川を流れていく光景には風情がありますね。ベンチもあるので、ゆったりと座りながらのお花見もおすすめです。

開園時間24時間 年中無休
住所福岡県福岡市城南区堤1丁目13
アクセスキャナルシティ博多前よりバスで32分、下堤下車後徒歩3分
URLhttps://www.midorimachi.jp/park/detail.php?code=513001

標高347mの展望台から、山一帯に広がる桜の絨毯を鑑賞できる「油山市民の森」

標高597メートルの福岡市民に親しまれる低山、油山の中腹に位置する農林業ふれあい施設「油山市民の森」は、桜狩りウォーキングをしたい人に最適な桜スポットです。敷地内ではソメイヨシノのほか、日本固有の野生種であるヤマザクラやオオシマザクラ、エドヒガンの計4種の桜を鑑賞できます。いずれも3月下旬から4月までが見頃です。標高347mの中央展望台まで登れば、眼下には福岡市の街並みが広がります。登山道を振り返れば、2000本もの桜がまるで絨毯のように山一帯に広がる景観を堪能できますよ。時間や体力に余裕があれば、オオタキやキビタキなど野鳥のさえずりを楽しみつつ敷地内の桜をぐるりと一周できる約3kmのウォーキングコースをどうぞ。お花見しながら運動できるので、ストレス解消にぴったりです。

開園時間9:00~18:00 年中無休
住所福岡県福岡市南区大字桧原855-4
アクセスキャナルシティ博多前よりバスで43分、油山団地口で下車。西鉄臨時バス(日祝のみ運行)に乗り換えて13分、市民の森下車後すぐ。
URLhttps://www.shimi-mori.com/

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