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新選組のふるさと・日野市で楽しむ「ひの新選組まつり」の見どころ&注目スポット

新選組は幕末に活躍した武士の集団。局長の近藤勇や副長の土方歳三、隊長の沖田総司など、名の知れた歴史的人物や剣豪も多く、今なお高い人気を誇ります。新選組というと京都で活躍したイメージもありますが、実は出身は東京都。特に土方歳三の出身地である日野市では毎年新選組にまつわる祭りも行われています。今回は日野市で訪れたい、新選組関連のスポットをご紹介。日野市を訪れ、新選組に思いを馳せる旅を楽しんでみませんか。

※写真は以前同所で開催された時の様子で2024年のイベントとは内容が異なる場合がございます

土方歳三の命日にちなんで行われる「ひの新選組まつり」。2024年は5月11日・12日開催

ひの新選組まつり(Hino Shinsengumi Festival)
Photo by @get_heavy_

新選組副長・土方歳三(ひじかたとしぞう)は日野の出身。毎年、命日(5月11日)に合わせ、「新選組まつり」が行われています。元々新選組は将軍・徳川家茂が京都に上洛する際、警護のためにつくられた「浪士組」から派生した組織です。参加した若者のほとんどは日野市や調布市など近隣の出身で、土方歳三もその一人でした。まつりでは新選組の中心的役割を担い、最後まで幕府方について戦い抜いた土方歳三にちなんで、新選組関連のさまざまなイベントが行われます。新選組隊士のコンテストやスタンプラリーなど、参加型のイベントも豊富なので家族や友人同士で参加するのもおすすめです。特に注目は、新選組のトレードマークである”浅葱色”(あさぎいろ)の法被を着て隊士に扮した人々が街を歩く新選組隊士パレード。殺陣も披露されるので、本物の武士のような迫力ある雰囲気を楽しみましょう。

開催時間2024年5月11日(土)、12日(日)
隊士パレード開催日時:2024年5月12日(日)7:00頃~17:00時頃
アクセス(高幡不動駅まで)
立川ワシントンホテルから徒歩約3分の「立川南駅」よりモノレールで約9分
URLhttps://www.city.hino.lg.jp/bunka/kanko/matsuri/1012949/index.html

土方歳三の菩提寺「高幡不動尊」。境内には新選組関連スポットもたくさん

高幡不動尊(Takahata Fudoson)
Photo by @chiichan555

関東三不動の一つで、平安時代初期に慈覚大師・円仁が開いたとされる由緒ある古刹「高幡不動尊」。不動堂、仁王門は国の重要文化財に指定されるなど、見どころもたくさんあります。五重塔は比較的新しく建てられたものですが、伝統的な寺院の趣が感じられるので境内をゆっくりと巡ってみて下さい。高幡不動尊は土方歳三の菩提寺になっているという縁から、「新選組まつり」の特設会場のひとつになっています。境内に鎮座する土方歳三の銅像前に新選組隊士に扮した参加者が集まる、幕末のような光景も楽しめるかもしれません。他にも土方歳三・近藤勇の碑があったり、土方歳三の書簡ほか多くの新選組資料が展示されているので、新選組好きの方や歴史好きの方はぜひチェックしてみて。

住所東京都日野市高幡699
アクセス立川ワシントンホテルから徒歩約3分の「立川南駅」よりモノレールで約9分、「高幡不動駅」より徒歩約5分
URLhttps://www.takahatafudoson.or.jp/

幕末の面影が残る「日野宿本陣」で歴史に思いを馳せよう

日野宿本陣(Hinoujuku Honjin)
Photo by @naoto252525

都内で唯一残る江戸時代に建てられた本陣建物、「日野宿本陣」。江戸時代には街道のあちこちに「宿場」という、現代でいうホテルのようなスポットがありましたが、中でも「本陣」は身分の高い人が利用していた特別な場所です。幕末当時、日野宿本陣は土方歳三の義兄にあたり、地域の名士であった佐藤彦五郎の屋敷でした。現在も残る建物は、本陣兼自宅として1864年から使用されていた建物です。当時のままの雰囲気が残っているので、まるで幕末にタイムスリップしたような気持ちで楽しめますよ。建物の隣には「佐藤彦五郎新選組資料館」もあり、新選組ゆかりの品や資料などが残っているのであわせて訪れるのもおすすめです。

開館時間9:30~17:00 (年末年始・月曜休館)
住所東京都日野市日野本町2の15の9
アクセス立川ワシントンホテルから徒歩約5分のJR「立川駅」より中央線で約3分、「日野駅」より徒歩約8分
URLhttps://www.city.hino.lg.jp/shisetsu/bunka/rekishi/1000989.html

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