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【エリア別】個性を放つおみくじをひくことができる、京都市内の寺社8選

貴船神社の水占みくじ(Hydromancy at Kifune Shrine)

794年に平安京が造られてから約1,200年もの間、日本の都であった京都。皆さんもご存知の通り、千本鳥居がフォトスポットとして人気の「伏見稲荷大社」や、世界遺産に登録されている「清水寺」、豪華絢爛に輝く「鹿苑寺(金閣寺)」など、いたるところに悠久の歴史を持つ寺社が数多く存在しています。驚くことに、正式に登録されているものだけでも4,300以上あるのです。全てを巡ることはできないけれど、訪れる場所を絞るのも難しい、そう感じている人も多いはず。そこで今回は、ホテルグレイスリー京都三条が位置する京都市内で出会える、「個性的なおみくじ」をひくことができる寺社に注目。洛中・洛東・洛西・洛北・洛南の5つのエリアごとにピックアップした、8つの寺社をご紹介します。

■洛中エリア

幸運のシンボル”鳩”をモチーフにしたおみくじで恋愛祈願。いけばなの発祥地「紫雲山 頂法寺」

紫雲山頂法寺の本殿(The main hall of Chohoji Temple)

本堂が六角形をしていることから、” 六角さん”という愛称で地元の人に親しまれている「紫雲山 頂法寺」。1,400年以上前に聖徳太子によって創建されたお寺で、いけばなの発祥の地としても知られています。幸運のシンボル・鳩をモチーフにした「鳩みくじ」を引いてみて。素焼きの鳩の止まり木がおみくじになっています。嵯峨天皇が后と結ばるきっかけになった”六角柳”の枝2本に結びつけると、良縁に恵まれるそうです。

拝観時間6:00〜17:00 ※夜の特別拝観時期を除く
住所京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町
アクセスホテルグレイスリー京都三条より徒歩11分
URLhttps://www.ikenobo.jp/rokkakudo/about/index.html

干支の福みくじで運だめし。学問の神様と知恵を授けてくれる神の使い・牛が祀られている「北野天満宮」

北野天満宮の社殿(The main hall of Kitano Tenmangu Shrine)

「北野天満宮」は、学問の神様・菅原道真を天神様として祈願する約1万2,000社もの神社の総本社。道真公が丑年生まれだったことから、神様の使いとされる牛の像が10数体配置されていることでも有名です。おみくじにも、干支に関連したものが。12種類の動物をかたどった陶器の中におみくじが入った「福みくじ」をゲットして。ビビットカラーで塗られた手乗りサイズの動物たちは、お正月に縁起の良い置物としてお部屋に飾っておくのもいいかも。

拝観時間4月~9月 5:00~18:00/10月~3月 5:30~17:30
※催事によって変更になる場合があるため、公式ホームページにてご確認ください。
住所京都府京都市上京区馬喰町
アクセス北野天満宮前バス停より徒歩すぐ
URLhttp://www.kitanotenmangu.or.jp/

■洛東エリア

それぞれデザインが異なる、だるま型のおみくじにほっこり。邪気や災いから京都を守る節分祭で有名な「吉田神社」

吉田神社の鳥居(The torii gate of Yoshida Shrine)

かつて、日本の古都・平安京の北東に位置していた”表鬼門”を守る役割を担っていた、「吉田神社」。毎年2月に開催されている節分祭では、約800の露店が参道に軒を連ね、多くの人々で賑わっています。本殿を訪れると、存在感のある大きくて真っ赤なだるまの置物が。中には、5cmほどのころころとした”だるま”型のおみくじがぎっしり。和紙を一枚一枚重ねて作られた体と、手書きされた表情やお腹の模様が何とも愛らしく、それぞれデザインが異なるのでピンと来たものを選んでみて。だるまの底には節分祭を連想させる鬼のシールが貼られて、この神社らしさを感じられます。

拝観時間9:00〜17:00
住所京都府京都市左京区吉田神楽岡町30
アクセス京大正門前バス停より徒歩5分
URLhttp://www.yoshidajinja.com/

優しい表情のぽちゃりとした寅みくじに癒される。祇園を散策がてら立ち寄れる「建仁寺」

建仁寺の毘沙門天堂(Guardian Tigers of Kenninji Temple)

祇園のメインストリート・花見小路通りを南に進んだ先に佇む「建仁寺」。境内にある両足院(りょうそくいん)の門をくぐると、一対の狛犬ならぬ狛寅が入り口を守る毘沙門天堂が。七福神の一神・毘沙門天の使いが寅であることが理由だそう。おみくじも、寅をモチーフにした「寅みくじ」。凛々しい狛寅とは対照的な、ぽっちゃりとしたフォルムです。ほかにも甲冑をまとった毘沙門天をモチーフにした「毘沙門天みくじ」もあるので、両方ためしてみるのもいいかも。

拝観時間10:00〜17:00
※催事によって変更になる場合があるため、公式ホームページにてご確認ください。
住所京都府京都市東山区大和大路通四条下小松町
アクセスホテルグレイスリー京都三条より徒歩15分
URLhttps://www.kenninji.jp/

■洛西エリア

矢の行き先が結果を決める、アクティビティー系おみくじに挑戦。お酒の神様として信仰を集める、京都最古の神社のひとつ「松尾大社」

松尾大社の酒樽で作られた神輿庫(Sake casks tower of Matsunoo Taisha Shrine)

国の史跡と名勝に指定されている嵐山付近に位置する「松尾(まつのお)大社」は、701年に創建された、京都の中でも最も古い神社のひとつです。5世紀頃に中国から渡来してきた一族が、松尾山に祀られている神様を氏神として信仰したことが起源。この一族の末裔が伝えた酒造りの技術などによって、京都の商業は盛んになったのだとか。そのため境内には、全国各地の酒蔵から奉納された100個の酒樽が積まれた神輿庫が設置されています。これに引けを取らない存在感を放っているのが「招福樽うらない」。樽をくりぬいてつくられた3つの的に矢を投げ込み、矢の行く先で吉兆を占うユニークなもの。もし失敗してしまっても、御守りをもらうことができるので挑戦してみては?

拝観時間平日・土曜 9:00〜16:00/日曜・祝日 9:00〜16:30
住所京都府京都市西京区嵐山宮町3
アクセス松尾大社前バス停より徒歩すぐ
URLhttp://www.matsunoo.or.jp/

■洛北エリア

御神水に紙を浮かべて、水の神様のお告げを得られる。避暑地としてもフォトスポットとしても人気の「貴船神社」

貴船神社の石段の参道(The stone steps leading to the main hall of Kifune Shrine)

天狗が住む聖地とされている、鞍馬山の麓に位置する「貴船神社」。清流・貴船川が横を流れ、生茂る木々に囲まれた、そんなマイナスイオンを感じられるスポットです。水の神様が祀られていて、1,300年ほど前から雨に関する神事を行うことで京都の水を守り続けています。そんな貴船神社のおみくじは、「水占(みずうら)みくじ」。御神水に白紙のおみくじを浮かべると文字が浮きでてくる仕掛けに、ドキドキするはず。

拝観時間6:00〜20:00
住所京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
アクセス貴船バス停より徒歩5分
URLhttp://kifunejinja.jp/

孔雀の卵の形をしたおみくじで、宝箱を開けるような気分に。全国約138万人の”田中さん”のルーツ「田中神社」

田中神社の本殿(The main hall of Tanaka Shrine)

全国に約138万にいる”田中”という姓の発祥の地と言われている、「田中神社」。遥か昔、この神社周辺に田中村と呼ばれる村があり、その地の守護神として村民に信仰されたのが始まり。現在では、縁結びと厄除けの神様が祀られています。境内では、看板鳥である立派な羽を持つ孔雀がお出迎え。おみくじは、孔雀のたまごをモチーフにした「くじゃくみくじ」。卵の殻を開けると、中からおみくじと赤や黄色、青などの色紙で折られたカラフルな孔雀が現れます。

拝観時間24時間開放
住所京都府京都市左京区田中西桶ノ口町1
アクセス叡電元田中バス停より徒歩すぐ
URLhttps://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=9&tourism_id=140

■洛南エリア

白馬のおみくじが勝負運を授けてくれる。日本で活躍するジョッキーも訪れる「藤森神社」

藤森神社の本殿(The main hall of Fujinomori Shrine)

季節の変わり目の節句に、邪気を払うとされる植物や料理で無病息災を願う習慣が日本古来の文化として残っていますよね。平安京が作られる以前より洛南エリアに鎮座している「藤森(ふじのもり)神社」は、5月の端午の節句に菖蒲を使用することを広めた神社。そのため、”菖蒲”と”勝負”をかけて、勝運を呼ぶ神様がいるとされています。境内は、神馬の像から、競馬をモチーフにした絵馬や御守りまで、馬づくし。もちろん、おみくじも白馬の陶器の中に入れられいます。ここぞという勝負時に持ち歩くと、ウマく勝てるかも?!

拝観時間9:00〜17:00
住所京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
アクセス京阪本線墨染駅より徒歩5分
URLhttp://www.fujinomorijinjya.or.jp/

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