高層ビルのなかに佇む赤い鳥居が印象的。日本橋のオフィス街に鎮座する「福徳神社」

高層ビルに囲まれた東京・中央区に鎮座する「福徳神社」。人気のショッピングスポットである「コレド室町」の真横に位置していて、真っ赤な鳥居がひときわ目をひきます。家内安全や商売繁盛などにご利益があり、都内で気軽にお参りできるスポットとして有名です。

福徳神社の歴史は長く、古くからの言い伝えによると貞観年間（859〜876年）から鎮座しているそう。江戸時代には、あの徳川家康も参詣したことで有名です。4度の建て替えを経て、平成26年（2014年）に現在の日本橋に新社殿が完成しました。江戸時代から続く「日本橋のお稲荷様」として、多くの人がお参りしています。

家内安全や健康守護、交通安全など、さまざまなご利益がある福徳神社ですが、なかでも“宝くじ当選”にご利益があることで有名。江戸時代の福徳稲荷では、幕府公認の富くじ（現在の宝くじのようなもの）を扱っていたことから、現在でもご利益があると言われています。宝くじを買った際には、ぜひとも福徳神社でお参りをしたいですね。

また、高層ビルに囲まれた立派な鳥居は、フォトスポットとして有名。都会ならではの風景と、日本らしい自然・趣の両方を感じられる場所です。ぜひ皆さんも、日本橋に訪れた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか？