築200年の建物、清水焼の器、季節のフルーツサンドに京の風情を感じる「市川屋珈琲」

清水寺から徒歩10分ほどの場所にある「市川屋珈琲」。築200年の京町家を店舗として使用し、フルーツサンドやオムライスなどを提供しています。また、京都の伝統工芸品・清水焼の器に料理が乗せられて席に運ばれてくるのも味があって魅力的。建物も器も料理も全てを写真に収めたくなる、とっておきの京都市内のカフェです。

清水寺へ続く参道・清水坂界隈には古くから窯元が多く、伝統工芸品の清水焼の生産地として知られています。今回ご紹介する「市川屋珈琲」も元々は陶芸工房を営んでいた建物を改装したカフェで、建物は築200年にもなる京町家。長い歴史と趣が感じられます。

もう1つ注目してほしいのが、喫茶メニューに使用されている清水焼の器。同店の昔懐かしい雰囲気にもぴったりで、料理をより美しく見せてくれます。なかでも際立っているのが名物のフルーツサンド。写真映えする可愛い断面に心ときめくはず。みずみずしいフルーツと軽い口当たりの生クリームは相性抜群。ペロリと食べられる1品です。季節によってフルーツが変わるから何度訪れても楽しめるのが嬉しいポイント。他にもデミグラスソースのオムライスや、カリカリに焼かれたパンとたっぷりの卵が嬉しいたまごサンドなどお食事をすることも。店内で焙煎した新鮮な豆からドリップされたコーヒーを片手に、五感全てが満たされるひと時が味わえます。