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札幌を彩る紅葉スポット 本州より一足早い秋を探しに出かけよう

本州より約2ヵ月早く紅葉が始まる札幌。大都市でありながら自然に囲まれた札幌では、あちらこちらで美しく色づいた木々と出会えます。札幌を囲む山々の紅葉だけでなく、市内でも黄金色に彩られたいちょう並木を見ることができ、訪れる人々を楽しませてくれます。今回は札幌で必見の紅葉スポットをご紹介します。

黄金のトンネルを散歩しながら秋を堪能。「北大いちょう並木」

北海道大学の敷地内、東西約400mにわたり70本のいちょうの木が立ち並ぶ人気の紅葉スポット。シーズンになるといちょうが一斉に色づき、一面が黄金色に染まります。大学内ではありますが、一般の方でも入場可能。市内からのアクセスも良く、札幌市内で気軽に秋の景色を楽しみたい方におすすめです。大学内には重要文化財や登録有形文化財に指定されている建造物や名物グルメが楽しめるレストランなど見どころがたくさんあるので、ぜひ紅葉と一緒に巡って楽しんでみて下さい。いちょうの紅葉の見頃は、10月下旬から11月上旬ごろ。紅葉のピークと少し時期がずれてしまっても、黄金色の絨毯を広げたような落ち葉が見られ、秋の情緒が感じられます。例年10月下旬の土日2日間は「北大金葉祭」が開催され、いちょう並木のライトアップが行われるので、訪れる方は要チェックです。

住所北海道札幌市北区 北13条西5~7丁目 北海道大学構内
アクセスホテルグレイスリー札幌から徒歩約2分、さっぽろ駅から地下鉄南北線に乗車し約3分「北12条駅」下車徒歩約5分
URL金葉祭HP http://konyousai.jp/

河原から見上げる「二見吊橋」と色鮮やかな木々の共演は必見

二見吊橋(Futami-tsuribashi Bridge)
Photo by @moonlight_yu6

札幌の奥座敷として、地元の方や観光客から人気の定山渓エリア。四季折々の自然を堪能できるスポットとして知られています。紅葉の名所が点在し、木々が色づく秋には多くの人が絶景目当てに訪れます。中でも人気があるのが豊平川にかかる真っ赤な吊り橋・二見吊橋です。定山渓散策路という遊歩道に繋がっているので、自然を楽しみながら散歩するのがおすすめ。周囲は色とりどりの木々に彩られ、まるで絵画のような風景が楽しめます。河原に降りることもでき、鮮やかな朱色の橋が周囲の紅葉に映える美しい光景を下から見上げることもできます。紅葉の見頃は10月上旬~10月下旬ごろ。札幌市内からは車で約1時間で訪れることができるので、日帰りドライブで巡ってみるのも良いですね。

住所北海道札幌市南区定山渓温泉西4
アクセスJR札幌駅から定山渓温泉まで車で約40分、二見吊橋から徒歩約10分の定山渓スポーツ公園に無料駐車場あり
URL定山渓観光協会

湖の青と色とりどりの紅葉のコントラストが美しい「さっぽろ湖」

さっぽろ湖(Sapporo Lake)
Photo by @hko_camera

定山渓ダム建設時にできた人造湖であるさっぽろ湖。紅葉シーズンには、湖を囲むように木々が華やかに染まり、絶景が楽しめます。定山渓巡りの起点である定山渓温泉街から車で約20分の距離にあり、立ち寄りスポットとしても人気。ご紹介した二見吊橋とともに、紅葉巡りをしてみてはいかがでしょう。湖を囲む道沿いには4つの展望台も設置されています。最も景色がよく見えると言われているさっぽろ湖第一展望台からは、湖と紅葉のコラボレーションを一望。第三展望台からは湖畔に下る階段があり、水面近くから湖を望むことができます。定山渓エリアの中でも混雑の少ない穴場スポットなので、時間がある方はゆったりと過ごしてみては?湖ではカヌー遊びや釣りをしたり、澄んだ空気を味わいながら湖畔を散歩したりと思い思いに楽しめます。

住所北海道札幌市南区定山渓
アクセス札幌駅から車で約60分、各展望台に駐車場あり

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