ゴールデンウィークに春の彩を楽しめる山形の絶景お花畑スポット

日本でも有数の豪雪地帯の山形。厳しい冬を雪の下で過ごした植物は、春になると一斉に色とりどりの花を咲かせます。自然豊かな山形には花畑が多く、見ているだけで癒されそう。今回は山形市内からアクセス可能な絶景のお花畑スポットをご紹介します。ゴールデンウィークは、家族や友人とカラフルな春の風景を楽しんでみませんか？

※写真は以前同所で撮影されたもので2024年の風景とは異なる場合がございます

山形市の中心にいながら、まるでヨーロッパにいるかのような雰囲気が楽しめる「文翔館」

山形市の中心部にある、国の重要文化財を利用した建物「文翔館」。現在は山形県郷土館として無料公開されている施設です。建物は1916年に建てられ、1975年まで県庁舎や県会議事堂として使用されていました。英国様式の建物で、レンガ造りや石貼で重厚感たっぷりの外観からは大正ロマンの香りが漂います。建物内部にも見どころがたくさんありますが、美しい庭園も注目スポットのひとつ。四季折々の花が植えられ美しく管理されているので、晴れた日には散歩して楽しむのがおすすめです。少し離れた場所から庭と建物を眺めると、まるでヨーロッパにいるかのような雰囲気に。春は花壇のチューリップが映え、素敵な写真を撮ることができますよ。

開館期間	9:00～16:30
住所	山形県山形市旅篭町3丁目4−51
アクセス	・山形七日町ワシントンホテルより徒歩約5分 ・山形駅西口ワシントンホテルより徒歩約2分の山形駅からバスで約8分、「山形市役所前」で下車し徒歩すぐ
URL	https://www.gakushubunka.jp/bunsyokan/

高台から花畑を一望。紫色の藤とピンクや赤、白のつつじとの競演が美しい「寒河江公園」

山形県・寒河江（さがえ）市にある東北最大級のつつじ園「寒河江公園」。つつじは11種類、約4万3千株も植えられていて、春には色とりどりの美しい花を咲かせます。標高約160mの場所にあるため、月山・蔵王・朝日連峰などの周辺の山々や山形盆地を一望できるのがポイント。高台から眺める春の景色を楽しみましょう。最も多くの種類のつつじが咲き誇る5月は夜間ライトアップも開催されるので、夜の幻想的なつつじの姿も楽しんでみては？見頃の時期は市のHPでも確認できるので、ぜひチェックしてみて下さい。さらに5月頃には藤の花も見頃を迎え、藤とつつじの競演も見どころです。

ライトアップ期間	期間：5月1日（水）～5月26日（日） 時間：18:00～21:00
住所	寒河江市大字寒河江字長岡
アクセス	山形七日町ワシントンホテル・山形駅西口ワシントンホテルより車で約30分
URL	https://sagae-park.com/ （さがえつつじイベント：https://www.city.sagae.yamagata.jp/kanko/kanko/tutuzimatsuri.html）

河原に広がる一面の芝桜が絶景！「立谷川の芝桜」

天童市と山形市の境目を流れる立谷川（たちやがわ）。河川敷に広がる芝桜は、7万人もの人々が訪れる近年話題のお花見スポットのひとつです。一面紫やピンクの芝桜に覆われた、美しく壮大な風景は見事。思わず写真をとりたくなること間違いなしの絶景が広がっています。元々立谷川沿いには不法投棄が多く、あまり綺麗な場所ではなかったのだとか。そんな中、一人の住民が環境美化の取り組みをはじめ、芝桜の名所へと変えていったそうです。現在では地元のボランティア団体が遺志を引き継ぎ、運営を続けています。「雑草入れバケツ」も設置されているので、観光に訪れた際は美化にも協力しながらその景観を楽しんでみてはいかがでしょう。

住所	天童市荒谷
アクセス	山形七日町ワシントンホテル・山形駅西口ワシントンホテルより車で約20分 山形自動車道山形北ICより約10分、またはJR高瀬駅から約1.5km
URL	https://keikan.pref.yamagata.jp/vp_070/