夜の京都を幻想的に彩る。高台寺「東山観月路」

京都の夏休みに訪れたいのが、東山区の高台寺とその周辺を幻想的な光で包む「東山観月路」です。2005年から17年間にわたって親しまれたライトアップイベント「東山花灯路」が、さらに進化を遂げ、5年ぶりに東山の夜へ帰ってきます。
高台寺は、豊臣秀吉の正室・北政所(ねね)が、亡き秀吉の菩提を弔うために創建した寺院です。創建からおよそ400年。東山の豊かな自然に抱かれた境内には、重要文化財の「開山堂」や、秀吉とねねを祀る「霊屋(おたまや)」、国の名勝に指定された庭園などが残されています。なかでも、霊屋の須弥壇や厨子を彩る「高台寺蒔絵」は、桃山時代の蒔絵技法を代表するものとして知られています。華麗な意匠の随所から、秀吉を思うねねの祈りを感じられるでしょう。
2026年の「東山観月路」は、7月11日(土)から8月23日(日)まで開催されます。高台寺境内では、ライトアップされた竹林をはじめ、多彩な光による演出を楽しめます。さらに、参道となる台所坂には約1,000本の竹あかりが灯され、石段をやわらかな光で照らします。夜の境内を歩けば、歴史ある建築物や庭園、夏の青々とした木々が暗闇のなかに浮かび上がり、昼間とは異なる幽玄な景色を見せてくれるでしょう。
高台寺の西側に位置する全長約500メートルの「ねねの道」もライトアップされます。ねねが余生を過ごしたこの一帯は、石畳と町家が連なる、東山らしい情緒に満ちた場所です。高台寺公園には京都の人気店による飲食ブースも登場し、約40日間にわたって夏祭りや縁日のようなにぎわいを楽しめます。
日中の暑さがやわらぎ始める夕方から出かけ、歴史ある寺院の拝観と竹あかりの散策、京都グルメを一度に満喫できるのも魅力です。家族での夏休み旅行はもちろん、友人同士やカップルでの夜のお出かけにもおすすめ。東山の歴史と祈り、夏祭りの楽しさが重なる、2026年ならではの京都の夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
※写真は2025年のものです。
| 開催日時 | 2026年07月11日(土)〜08月23日(日) ※8月10日は休業日 18:00〜22:00 ※最終入場 21:30 |
| 開催場所 | 京都市東山区高台寺下河原町526 |
| アクセス | ・ホテルタビノス京都から京阪本線「清水五条駅」まで徒歩約3分。「祇園四条駅」で下車し、駅から徒歩約20分 ・ホテルグレイスリー京都三条から京阪本線「祇園四条駅」まで徒歩約10分。駅から徒歩約20分 |
| URL | https://blayn.jp/higashiyama |
今回の旅の拠点

ホテルタビノス京都
京阪本線清水五条駅 徒歩3分/烏丸線五条駅 徒歩7分/阪急京都線京都河原町駅 徒歩10分

ホテルグレイスリー京都三条
地下鉄東西線「京都市役所前駅」 徒歩5分
