オーガニック&エシカルなドーナツファクトリー「koé donuts kyoto」。天井を覆う、500個以上もの“六ツ目編みの竹かご”にも注目

京都府・河原町に位置するドーナツファクトリー「koé donuts kyoto（コエ ドーナツ京都）」。積極的にSDGsに取り組んでいて、”オーガニック”や”エシカル”にこだわった食材、調理方法、隈研吾氏がデザインを手がけた内装、話題の”新感覚”ドーナツなど、気になるポイントがたくさんあるお店です。

エシカルとオーガニックへのこだわりを見せる「koé donuts kyoto」は、店内に足を踏み入れた瞬間からその姿勢をうかがうことができます。日本を代表する建築家・隈研吾氏が設計した内装は、スタイリッシュでありながら柔らかな和の雰囲気。要となっているのは、京都・嵐山の竹を用いて作られた、572個もの伝統的な”六ツ目編みの竹かご”です。居心地が良く、京都の繊細な文化を感じられる空間となっています。

そんな店内を彩るのは、カラフルで可愛いドーナツ。使用されている食材は、「オーガニック」「天然由来」「地産地消」の3つのキーワードで厳選されています。また、食材本来の美味しさを引き立てるために、シンプルな調理方法とで出来る限り手作りすることを大切にしているそう。例えば、小麦粉。有機小麦を石臼で毎日丁寧に挽き、全粒粉に。香り高く、食物繊維やミネラルたっぷりの状態で使用しています。

レモンや赤紫蘇、五色豆など、ちょっと変わった食材を使用している点も好奇心そそるポイント。なかでもイートイン限定で提供されている、ナイフとフォークでいただく”新感覚”ドーナツ「ドーナツメルト」はぜひ試したい一品です。その名の通り口の中でふわっと溶け、優しい甘さといちごの風味が広がります。季節によって新フレーバーが登場するので、チェックしてみて。