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会津若松の「七日町通り」でタイムトラベル気分を体験。自分好みのレトロ可愛いを探す旅へ

昨今は昭和ブームから始まり、レトロなものが映えることで注目を集めています。そんな中で会津若松の七日町通りでは、大正浪漫の雰囲気のただようレトロな街並みとなっています。昭和中期(1950年代)頃までは会津一の繁華街としてにぎわっていましたが、その後に衰退したこの通りは現在大正浪漫を感じられる通りとして甦り、観光スポットとして話題となっています。そんな七日通りの周辺でレトロ可愛いものに出会えるおすすめスポットを3ヶ所ピックアップしました。

昭和中期の街並みを再現した空間を体験できる「昭和なつかし館」

昭和なつかし館(Showa Natsukashikan)
Photo by @_26tmk

七日町通りに面したロケーションにあるアンティークショップ「骨董倶楽部」の2階は、「貧しくとも心豊かだった昭和」を再現した「昭和なつかし館」という大人から子どもまで楽しめる展示館とショップになっています。昭和中期の街角を再現した空間には、夕暮れをイメージした薄暗い路地、すし屋、たばこ屋、銭湯、写真館などが所狭しと並んでいます。おすすめは昭和の一般家庭を再現したエリアで、お茶の間に上がって手で触ることもできます。天井や壁の汚れもすべて手作りになっていて、館長さんのウェザリングのテクニックにも注目です。季節により展示物が変わっていくので何度行っても楽しめます。

営業時間10:00~18:00
入館料200円
住所福島県会津若松市大町1-1-46
アクセス会津若松駅から只見線で1駅、七日町駅より徒歩10分
会津若松ワシントンホテルより徒歩15分
HPhttps://www.aizukanko.com/spot/11

創業300年の歴史ある建造物。1000種類以上の漆器を観覧できる「白木屋漆器店」

白木屋漆器店(Shirokiya Lacquerware Shop)
Photo by @taka.914

現代風のアクセサリーから古典的漆器までオリジナル品が展示販売されている「白木屋漆器店」。約300余年前の慶安年間に創業、享保年間から現在の場所で累代漆器の製造販売業を続けています。国内はもちろん西欧の博覧会等においても入賞している老舗です。ルネッサンス様式を取り入れ大正3年に竣工した土蔵造り3階建ての店舗内では、1000種類以上の漆器を常時取り扱っており、自分好みのデザインを探すことができますよ。建物の外観も白を基調とした大正ロマンを感じさせる作りで、注目したいポイントです。

営業時間9:30~17:30
住所福島県会津若松市大町1-2-10
アクセス会津若松駅から只見線で1駅、七日町駅より徒歩9分
会津若松ワシントンホテルより徒歩17分
HPhttps://www.shirokiyashikkiten.com/

資料館も併設されたレトロカフェ。野口英世ゆかりの地「會津壹番館」

會津壹番館(Aizu Ichibankan)
Photo by @jun_monoe

明治17年に建てられた「會津壹番館」は、野口英世が幼少の頃に手術を受けた旧会陽医院をそのままに1階は喫茶店、2階は資料館になっています。店内は昔ながらの雰囲気が残るアンティークな作り。照明やインテリアなどがよりレトロな雰囲気を演出しています。資料館では野口英世が医学の基礎を学び始めた第一歩の歴史を学ぶことが可能。喫茶店では手作りのケーキや豊富なドリンクなど、街中に位置していることからも観光やお出かけのひと休みにぴったりなお店でおすすめです。

営業時間喫茶店 8:00~14:00 (元旦休業)/資料館 9:00~18:00
入館料(資料館)100円
住所福島県会津若松市中町4-18
アクセス会津若松駅から只見線で1駅、七日町駅より徒歩12分
会津若松ワシントンホテルより徒歩17分
HPhttp://www.uyou.gr.jp/aizu-ichibankan/

今回の旅の拠点