なんばでイルミネーションを見た後は、おでんであったまろ!170年続く老舗店から、変わり種豊富なおでん屋さんまで
11月に入ると、大阪なんばはイルミネーションの季節に突入。なんばパークスやなんばカーニバルモールでは、数十万球にも及ぶ光のアートが開催されます。美しく輝く様子を存分に楽しんだ後は、冷えた体を温めにおでんで一杯、なんていかがでしょう。今回は、おいしいこだわりおでんとお酒が楽しめるお店を選りすぐってご紹介します。
ねこ型はんぺん”にゃんぺん”が女子に人気「おでん×スタンド三徳六味」
「おでん×スタンド三徳六味」は、鶏白湯出汁で煮込んだおでんが自慢のお店です。おでんダネは、大根や玉子、こんにゃくといった定番から、ぎょうざやトマトのような変わりダネまで数十種類が揃う充実っぷり。一口食べれば、やさしい鶏白湯エキスがじゅんわりと広がります。中でも、「形がかわいい!」と人気なのは、ねこ型はんぺん”にゃんぺん”。お店のシンボル的存在になっています。おでんをアテに呑みたい日本酒も豊富なので、ぜひご一緒に。スタッフにお願いすれば、全国各地から取り寄せた日本酒の中から、注文した食事に合わせた銘柄を選んでくれます。店内は、サク飲みできるカウンター席と、ゆったり食事できるテーブル席があるのでお好みで。ちなみに店内壁面のおしゃれなイラストは、芸術アーティスト高橋信雅さんの作品。素敵な雰囲気の中、おでんでポカポカに温まっちゃいましょう。
営業時間 | 11:00~23:00(L.O.22:00) 不定休 |
住所 | 大阪府大阪市北区角田町3-25 EST FOODHALL |
アクセス | なんば駅から御堂筋線で8駅、梅田駅より徒歩6分 |
URL | https://oden-stand.com/ |
170年続くおでんの老舗!伝統のおでんダネ、珍味が豊富「たこ梅 本店」
「たこ梅 本店」は、1844年から続くおでんの老舗で、”日本一古いおでん屋”ともいわれる由緒正しいお店。いまは五代目の岡田哲生さんが切り盛りしており、創業から変わらない味を守り伝えています。お店の看板おでんダネは、なんといっても「ひげ鯨の舌(さえずり®)」。お店の名前にもなっている初代、梅次郎さんがその味に惚れ込み、はじめておでんダネにしたそう。唯一無二の深い味わいは、食べてみた人だけの特権!鯨はおでんダネだけでなく、刺身や焼きでも味わえます。中でも、鯨の本皮をいただく「サラシ鯨」は、鯨好きをも唸らせる一品。10〜5月頃の冬季限定なので、寒い季節におじゃまするのなら見逃せません。お店の名物となっている「たこ甘露煮」も要チェック。伝統の出汁が染みこんだ一品は、一度食べたらやみつきになるおいしさです。食事と一緒に呑むのなら、やっぱり日本酒。同店では、お酒の味が引き立つ錫(すず)製のコップで提供してくれます。食事から飲み物に至るまでのこだわりは、さすがのひと言。一度は行ってみたいお店です。
営業時間 | 16:00~22:50(LO22:30) |
住所 | 大阪府大阪市中央区道頓堀1-1-8 |
アクセス | ホテルグレイスリー大阪なんばから徒歩15分 |
URL | https://takoume.jp/ |
すっぽんとあさりのWスープでぷるぷる元気に「蛸焼とおでん 友の」
「蛸焼とおでん 友の」は、すっぽんとあさり出汁を使用した たこ焼とおでんが人気のお店です。すっぽん出汁は、身を使わず甲羅のみから抽出することで、風味は残しつつ、余計な脂分を抑えてあっさりとした味わい。あさり出汁と相まって、コラーゲンやタウリンが体に染みわたる!おいしいだけでなく、食べるほど健康になれるのが魅力です。おでんダネは、定番具材からすっぽんの身や牛しゃぶなど変わったものまで多数あるので目移り必須。どれにしようか迷ったら、カウンターに立ってお店を切り盛りする店主の友野 亮介さんに、ぜひ尋ねてみて。おでんと同様、絶対注文したいのが、たこ焼きにアツアツのすっぽん出汁をかけた”だし蛸”。特注の耐熱皿のうえで、すっぽん出汁がジューと音をたてて溶ける様子は、見ているだけでたまりません!お店は、朝5時まで開いているので、2軒目3軒目の利用でもOK。なんばで思いっきり遊んだ後の頼もしい味方になってくれるはずです。
営業時間 | 18:00~5:00(Food L.O4:00 / Drink L.O 4:30) |
住所 | 大阪府大阪市浪速区難波中1-8-13-1F |
アクセス | ホテルグレイスリー大阪なんばから徒歩2分 |
URL | https://sasaya-company.jp/brand/tomono |
今回の旅の拠点
ホテルグレイスリー大阪なんば
御堂筋線「なんば駅」 徒歩3分 / 南海電鉄「なんば駅」 徒歩6分