個性的なショップにイベントに、新しいモノに出会える予感がする。築80年以上の古民家をリノベした複合施設「上野桜木あたり」

東京都23区の北東部に位置する”台東区”は、上野や鶯谷、浅草、蔵前といった下町情緒を感じられるスポットが多く集まるエリア。今回はそんな同エリアで話題の、古民家をリノベーションした複合施設「上野桜木あたり」をご紹介します。

JR日暮里駅、東京メトロ根津駅、千駄木駅の各駅から徒歩10分ほどにある”上野桜木町”。ビルと木造家屋が混在していて、ゆったりとした時の流れを感じられる場所です。この一角に、中庭を囲むように3軒の古民家が立ち並ぶスポットが。外観は一般の住宅のように見えますが、「上野桜木あたり」と書かれた暖簾がかかっているのですぐに見つけられるはず。

同施設は1938年（昭和13年）に建てられた古民家をリノベーションし、複合施設として2013年にオープン。建て替えなども検討されていたそうですが、同町で昔から営まれてきた丁寧な暮らし方や文化を生かして活用していくことに。”あたり”という名前には”この思いが一帯に広がっていってほしい”という願いが込められています。

入居するお店は全てユニーク！古き良き時代の風情が感じられる中で、新しいモノに出会える予感がして胸が高鳴ります。例えば「谷中ビアホール」。谷中ビールなどのクラフトビールと、土鍋で調理されたおつまみがいただけます。世界中から厳選した塩とオリーブが販売されている「おしおりーぶ」では、全ての商品を試食することができるそう。ほかにもセレクトショップなど、店主の強いこだわりを感じられる個性的なお店があります。また施設内でマルシェや料理教室、ワークショップ、展示会などの様々なイベントが定期的に開催されているので、ぜひチェックしてみて。