長崎・佐世保で多島美と海の恵みを満喫。見て、食べて、触れて、九十九島を五感で楽しむおすすめスポット

長崎の北に位置する佐世保には、海と群島から構成される九十九島エリアがあります。西海国立公園にも指定されている九十九島は、自然が手つかずのまま残された貴重な環境。複雑に入り組んだ海岸と200以上の島からなる景観は、長崎らしい多島美を誇ります。海流や地形などの自然条件に恵まれ、天然の漁場でもある九十九島は、景観だけでなく食もレジャーも楽しめる場所。佐世保に来たなら欠かさず訪れたいですね。今回は、九十九島の恵みを全身で感じられるスポットをご紹介します。

九十九島の大パノラマが広がる「九十九島観光公園」

「九十九島観光公園」は2021年にできた新しいビュースポット。複数の展望所から、青い海に浮かぶ九十九島の島々を見渡すことができます。まずは広大な芝生広場の丘「眺望の丘」のてっぺんまで登り、360度の大パノラマの景色を堪能しましょう。青く美しい島々と深いエメラルドグリーンの海が織りなす絶景に思わずうっとり。夕暮れどきには、海面が金色に染まりグラデーションを帯びる様子も。いつまでもここにいたくなるような気持ちになるかもしれません。公園内にある、九十九島の文字をかたどったモニュメント前で写真を撮ることも忘れずに。無料駐車場を完備しているのでドライブで立ち寄ったり、家族連れのおでかけにもぴったりです。

開園時間	（3月～9月）8:00～20:00 （10月～2月）8:00～19:00
住所	長崎県佐世保市野崎町1746
アクセス	佐世保ワシントンホテルから徒歩3分の佐世保駅前バス停よりバスで約45分、「九十九島観光公園」バス停で下車後徒歩すぐ

九十九島湾の旬の食材にこだわる「海カフェ＆レストラン コスタ九十九島」

九十九島の玄関口であり、マリンレジャーを中心としたレジャー複合施設「九十九島パールシーリゾート」内にあるイタリアンレストラン「海カフェ＆レストラン コスタ九十九島」。ウッドデッキ越しに九十九島の海が広がり、絶景を眺めながら九十九島の味覚を楽しめるお店です。提供している料理はどれも九十九島の旬の素材にこだわったものばかり。ボリュームたっぷりでコスパも良いと評判です。人気メニューは魚介とキノコたっぷりの「海と森のスパゲッティ」。海の幸だけでなく、山の幸までをふんだんに盛り込んだ一品は、自然の香りをふわりとまとい、素材の旨味が感じられます。他にも、九十九島の新鮮な食材を使った個性豊かなメニューが勢ぞろい。締めくくりには、自家製デザートがおすすめです。九十九島の自然の恵みをぜひ楽しんでみて。

営業時間	（平日）11:30～20:30 （土日祝）11:00～20:30
住所	長崎県佐世保市鹿子前町1050 九十九島パールシーリゾート
アクセス	佐世保ワシントンホテルから徒歩3分の佐世保駅前バス停よりバスで約25分、「パールシーリゾート・九十九島水族館」バス停で下車後徒歩すぐ
URL	https://www.pearlsea.jp/

九十九島の生き物がきらきら輝く水族館「海きらら」。至近距離で魚たちと触れ合い、”学び”と”遊び”を体験

九十九島の海中世界を再現した水族館「海きらら」。「九十九島パールシーリゾート」内に位置し、九十九島の自然を体感するには外せないスポットです。いきいきとした魚たちの姿を眺めるだけでなく、実際に触れ合って体験できるのが同施設の魅力。「タッチングウォッチング」ではヒトデやナマコなど海の生き物にそっと触れ、観察することができます。小さいお子さんから体験できるので、はじめての触れ合い体験にもおすすめ。触れ合いを通して自然との共生の大切さ、命の尊さを学ぶ機会にもなるかもしれません。また「真珠の球出し体験」では、アコヤ貝から真珠を取り出すという貴重な経験も。取り出した真珠はお持ち帰りいただけ、追加料金で加工もOK。素敵な旅の思い出になりそうですね。九十九島の生き物の声を聞き、触れ合って、全身で海を感じる。そんな経験を「海きらら」でしてみませんか。

開園時間	（3月～10月）9:00～18:00 （11月～2月）9:00～17:00
住所	長崎県佐世保市鹿子前町1008 九十九島パールシーリゾート
アクセス	佐世保ワシントンホテルから徒歩3分の佐世保駅前バス停よりバスで約25分、「パールシーリゾート・九十九島水族館」バス停で下車後徒歩すぐ
URL	https://www.umikirara.jp/