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青々と輝く若葉でリフレッシュ。散策しながら視点を変えて風景を楽しむ「清澄庭園」

隅田川が近くに流れ、水辺の街としても知られている清澄白河。緑も豊富な同街で春は桜、秋は紅葉など、季節ごとの植物が訪れる人を楽しませてくれるのが「清澄庭園」です。池を中心とした回遊式林泉庭園で1979年には東京都の名勝に指定されています。今の季節はみずみずしい若葉で一色になる同園。のんびりと散策をしながら初夏の日差しに輝く新緑を堪能してみては。

清澄庭園(Kiyosumi Garden)
Photo by @horikas

1932年に開園した東京都江東区「清澄庭園」。もともとは紀伊國屋文左衛門という江戸時代の豪商の屋敷の1部だったそう。その後、1878年に庭好きとしても知られている三菱創業者・岩崎彌太郎が買い取り庭園を整備しました。岩崎が亡くなった後も整備は行われ、東京都に寄付されることに。1979年には都の名勝にも指定され、多くの人が訪れる庭園となりました。

清澄庭園2(Kiyosumi Garden)
Photo by @horikas

回遊式林泉庭園と呼ばれるつくりの同園。中心には大きな池があり、昔は隅田川から水を引いていました。そのため潮の満ち引きによって水量が変化。景観もそれに合わせて少しずつ趣が変わって見えていたそうです。現在は雨水が使用されているためその様子を見ることはできませんが、池の周りをぐるりと囲む散策道を歩くことで視点を変えることが可能。1周40分ほどの散策をしながら景観を楽しめます。豊かな自然が木陰をつくる同園は、日差しが少し強くなる今からの季節にぴったり。青空の下、開放的な同園で生き生きと育つ若葉を見てリフレッシュをしてみませんか。

開園時間9:00~17:00 休園日:年末年始
住所東京都江東区清澄2・3丁目
アクセス都営大江戸線、東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」より徒歩3分
ホテルタビノス浜松町:大門駅から都営大江戸線で6駅
ホテルグレイスリー銀座:ホテルより徒歩11分、築地市場駅から都営大江戸線で4駅
URLhttps://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index033.html

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