ライトアップでより幻想的な景観に。水面に映り込む紅葉に見惚れる「梅小路公園・朱雀の庭」

1995年に開園した「梅小路公園」。四季折々の景色を楽しむことができる同園で、これからの季節おすすめなのが紅葉です。特にライトアップされた紅葉が池の水面に鏡のように映り込む様は幻想的で息を呑むほどの美しさ。この季節だけの景色をぜひ堪能してみて。

京都の街中にありながら13.7ヘクタールの面積を誇る「梅小路公園」。園内には広々とした”芝生広場”や水と親しめる”河原遊び場”、自然の生態系を復元したビオトープ”いのちの森”などを有します。なかでも、ぜひ立ち寄って欲しいのが京都の作庭技術と技法の粋を結集し作られた”朱雀の庭”。池泉回遊式庭園になっていて、庭園中央には水鏡と呼ばれる黒御影石の上に1cmだけ水を張った池が配置されています。名前の通り水面が鏡のようになっているため、周辺の緑をリフレクションさせるのが特徴。美しい景観を作り上げています。

季節ごとの自然が楽しめる同園ですが、特におすすめなのがモミジやマツが黄色や赤色に染まる秋季。例年11月中旬から12月上旬に見頃を迎えます。また2023年11月10日から2023年11月26日までは朱雀の庭でライトアップがされる予定。暗闇の中でより一層輝きを増した紅葉が水鏡に映り込み、訪れる人を魅了します。時間を忘れてしまいそうになるほどの美しい紅葉狩りが楽しめるので、秋の京都旅におすすめです。