お餅スイーツの名店が揃う大阪で新年を祝うもちもち和菓子を堪能しよう

お正月の食べ物の定番といえばお餅。お餅には、長寿や健康への願いや、縁起の良い餅を食べて新年をお祝いするという意味が込められているのだとか。新年に家族そろっていただきたいところですが、お雑煮のお餅に飽きてしまった方や自宅でお餅を食べる機会が少ない方は、街中で気軽にいただけるお餅スイーツがおすすめです。古くから菓子文化が定着した大阪には、お餅やもち米を使った和のお菓子を提供するお店がたくさん。お出かけの機会が増えるこの季節、大阪でお餅スイーツを楽しんでみてはいかがでしょう。

自然由来・無添加の素材にこだわってつくられた大福が人気の「餅匠しづく」

餅匠しづくは無添加の素材のみを使って、その日の朝につくられたできたての大福を提供する和菓子店。その性質から賞味期限は製造日限りという、新鮮さが人気のお店です。本店は大阪の岸和田にありますが、大阪市内にある新町店はイートインスペースも備えていてカフェ利用できるのもポイント。大福はどれも旬の素材を使って作られていて、季節限定のフルーツ大福など出会ったその時にしか食べられない一品もあるので何度でも通いたくなります。さらに、見た目がとても美しくフォトジェニックなのも人気の理由。写真でご紹介したフランボワーズ大福は色鮮やかなピンクで、ハレの日にいただくのにもぴったり。売切れることの多い人気商品なので、確実に食べたい方はお取り置きの予約をするのがおすすめです。

営業時間	無休（休日はHPにてお知らせ） 【販売】10:30～18:00 【茶寮】13:00～17:30 (L.O.17:00)
住所	（新町店）大阪府大阪市西区新町1-17-17
アクセス	ホテルグレイスリー大阪なんばより徒歩約4分の大阪メトロなんば駅より四つ橋線で約2分、四ツ橋駅下車徒歩約6分
URL	https://mochi-shizuku.jp/

大阪名物みたらし団子の入ったパフェが絶品！「甘党まえだ」

平安時代に京都でうまれたというみたらし団子。大阪には古くからみたらし団子を取り扱うお店が多く、中でも人気のお店が大阪に複数店舗を展開する「甘党まえだ」です。大正7年創業の前田製菓がプロデュースするお店で、ボリュームたっぷりのもちもちした丸い団子に、甘じょっぱいタレがたっぷり絡まった食べ応えのあるみたらし団子が特徴。ファンの多い名店として知られています。店舗にあるイートインスペースでは「みたらしパフェ」も好評。和パフェにひと串添えられたみたらし団子はほのかに暖かく、甘じょっぱいみつがソフトクリームと絡み絶妙な味わいに。食べ進めるとわらび餅や寒天なども入っていて、満足度の高いパフェです。甘党まえだのみたらし団子は冷凍で購入することもできますが、パフェは大阪でしか食べることのできない限定商品なので、甘いもの好きの方はぜひチェックしてみて。

営業時間	10:00～21:00 （なんばウォークの1月定休日：1日、17日、第3水曜）
住所	（なんばウォーク店）大阪府大阪市中央区千日前1なんばウォーク 5-12
アクセス	ホテルグレイスリー大阪なんばより徒歩約13分
URL	https://amato-maeda.com/

餡子と餅の絶妙なハーモニーが味わえる「菊壽堂義信 （きくじゅどうよしのぶ）」

一見普通の民家に見える、素朴な店構えの菊壽堂義信 （きくじゅどうよしのぶ）。1830年創業の老舗和菓子店です。店内は古民家の趣が残る小型店舗ですが、イートインスペースも設けられ、大阪では隠れ家的な和菓子店として知られています。特に人気の看板商品が、歌舞伎役者・八代目松本幸四郎が名付け親と言われる「高麗餅」。つぶ餡、白餡、抹茶餡、こし餡、ごまとバラエティーに富んだ五種のお餅がセットになった逸品で、丹波の大納言を使った餡子は口の中でほどけて消えていく上品な味わい。餡の美しい色合いと、ほのかな甘さのバランスが絶品と評判です。店内でいただくのはもちろん、持ち帰って自宅で紅茶やコーヒーと一緒にいただくのもおすすめ。お正月からほっと幸せな気分になれそうですね。

営業時間	平日10:00～16:30（店内喫茶は11:00～16:00）
住所	大阪市中央区高麗橋2-3-1
アクセス	ホテルグレイスリー大阪なんばより徒歩約4分の大阪メトロなんば駅より御堂筋線で約5分、淀屋橋駅下車徒歩約6分
URL	https://www.instagram.com/kikujudo_osaka/?hl=ja