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初夏だけの色彩体験「いきいきあじさい祭」

「酉の市」で有名な浅草長國寺で「いきいきあじさい祭」が今年も開催されます。約100種類の紫陽花を見ることができるのは日本でもここだけと言っても過言ではないほど。色とりどりの紫陽花が毎年6月になると訪れる人々の心を癒してくれます。

いきいきあじさい祭(Iki Iki Ajisai Hydrangea Festival)
Photo by @usatty

「いきいきあじさい祭」の名前の通り、ここで咲く紫陽花たちは、ただ美しいだけでなく、“生命力”を感じさせるほどの鮮やかさ。晴れの日も、雨の日も、湿度を含んだ空気の中で凛と咲くその姿は、まるで自然と共に呼吸しているよう。青、紫、ピンク、白──移ろいゆく色合いはどれも幻想的で、訪れるたびに表情を変えるあじさいの魅力に、思わず足を止めて見入ってしまうことでしょう。

いきいきあじさい祭2(Iki Iki Ajisai Hydrangea Festival)
Photo by @usatty

会場では、境内を彩る数百株のあじさいとともに、神楽や演奏、地元ならではの模擬店も並びます。特に注目したいのが、週末に開催される「花手水」や「紫陽花を使った御朱印」などの企画。写真映えはもちろん、ここでしか体験できない“和の情緒”が、国内外の旅行者を惹きつけています。

いきいきあじさい祭3(Iki Iki Ajisai Hydrangea Festival)
Photo by @usatty

そして、何よりこの祭りの魅力は、“地域と旅人が交わる空気感”。子ども連れの地元ファミリー、着物姿の女性グループ、一眼レフを片手に歩く海外旅行者など、多彩な人々が同じ空間で季節を感じている──その光景こそが、「東京らしい非日常」を味わえる瞬間です。

また、浴衣に着替えて出かければ、下町情緒をたっぷり感じる“浅草の梅雨旅”が完成します。ポップな館内とは対照的に、紫陽花の静けさに包まれる時間は、旅の中のちょっとしたリセットタイムにもぴったり。「見る、歩く、感じる」。この街の四季を体感する旅の一コマに、今年は“雨が似合う花の祭典”を加えてみませんか?

開催日2025年6月14日(土)、15日(日)
住所東京都台東区千束3-19-16
アクセス・ホテルタビノス浅草から徒歩で約13分
・ホテルグレイスリー浅草から徒歩で約25分
URLhttps://www.otorisama.jp/ikiiki-ajisai/infomation/

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