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新潟5大ラーメン「燕背脂ラーメン」名店3選をご紹介!

温泉や絶景を見る旅も良いけれど、新潟を訪れるなら、ぜひ“ラーメンの旅”を計画してみませんか?実は新潟県には、地域ごとに独自のスタイルを持つ「新潟5大ラーメン」が存在します。「長岡の生姜醤油」「三条カレー」「燕背脂」「新潟あっさり醤油ラーメン」「新潟濃厚味噌ラーメン」。それぞれが地元の気候や文化に根ざし、県民の食卓で愛され続けてきました。

なかでも、燕市発祥の「燕背脂ラーメン」は、寒さ厳しい職人の町で生まれた一杯。金属加工工場の職人たちが体を温められるよう、濃口醤油のスープに背脂をたっぷり浮かべたのが始まりと言われています。コク深いスープに、煮干しの香りが重なり、極太の縮れ麺が背脂をしっかり絡め取る、そのワイルドな味わいは、一度食べたら忘れられません。今回は燕背脂ラーメンを食べられる、3店舗をご紹介します。

燕背脂ラーメンの原点「杭州飯店」

Photo by @jackie_ceo

燕背脂ラーメンの元祖「杭州飯店」は、常に行列の絶えない“聖地”。看板の「中華そば」は、生しょうゆのキレと煮干し香る褐色スープに、国産豚の上質な背脂を散らした唯一無二の味です。毎朝打つ極太麺は外を締めて茹で上げ、もっちり力強い食感。刻み玉ねぎが後味を軽やかにし、並でも大盛り級の満足感。背脂量の調整も可能で、県外からのファンも多く、常に行列が絶えません。JR燕三条駅からタクシーで訪れる価値ありのお店です。

営業時間月〜木:11:00〜14:30、17:00〜20:00 
土・日・祝日:11:00〜18:30
定休日:月曜日(月2回は月火連休)
住所〒959-1288 新潟県燕市燕49-4
アクセス・燕三条ワシントンホテルから徒歩約5分で「燕三条駅」JR弥彦線へ。「燕駅」で下車。
燕駅から越後交通バス「分水駅行き」に乗車し、「燕労災病院前」下車。バス停から徒歩約2分で杭州飯店に到着。
URLhttps://ra-men.tsubame-kankou.jp/stores/entry-27.html

燕背脂ラーメンを有名にした「酒麺亭 潤」

Photo by @akistyle_19

燕背脂ラーメンを全国区に押し上げた立役者「酒麺亭 潤」。職人の町・燕で生まれた伝統の味を守りつつ、東京や海外にも展開する人気店です。看板メニュー「中華そば」は、煮干し香る醤油スープに背脂を加えた濃厚ながらキレのある一杯。たっぷりの岩のりが磯の香りを添え、背脂との絶妙なバランスを楽しめます。背脂の量は中脂・大脂・鬼脂から選べるのも魅力。自家製の丸麺は喉ごしがよく、スープとの一体感も抜群です。地元愛と探究心が詰まった一杯は、まさに“進化し続ける伝統”。燕を訪れたらぜひ味わいたい名店です。

営業時間月・水・木・金:11:00〜15:00、17:00〜21:30(L.O.21:00)
土・日・祝:11:00〜21:30
定休日:毎週火曜日および第2月曜日
住所新潟県燕市小牧464-12
アクセス・燕三条ワシントンホテルから徒歩約5分の燕三条駅でJR弥彦線に乗り、燕駅で下車。燕駅からはタクシーで約7分、または徒歩で約25分で酒麺亭 潤 燕総本店に到着。
URLhttp://www.ramenjun.co.jp/shop/

素材にこだわる新世代の燕背脂ラーメン「味我駆」

Photo by @ringo3.38

国道116号線沿い、赤い看板が目印の味我駆(みがく)は、2015年に誕生した新世代の燕背脂ラーメン店。杉桶仕込みの特撰醤油と煮干し節系が香るスープは、ゲンコツをじっくり炊いた濃厚なダシに、煮干しやカツオ節を加えて旨みを重ねたもの。地元・近藤製麺所の極太平打ち麺がもちもちと絡み、奥行きのある味わいを生み出します。新潟市南区〈扇弥商店〉の天然醸造しょうゆを使うこだわりも魅力。燕製のステンレス丼で提供される「背脂中華 全のせ」は、熱々のスープに豪華なトッピングが映える逸品です。

営業時間11:00〜15:00(L.O.14:30)、17:00〜21:00(L.O.20:30)
住所新潟県燕市吉田下中野591-5
アクセス・燕三条ワシントンホテルから徒歩約5分の燕三条駅でJR弥彦線に乗車。吉田駅で下車。駅からは徒歩約12分で味我駆に到着。
URLhttps://www.instagram.com/migaku.tubame/

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