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満開予想日は5月10日!昭和天皇にゆかりのある八重桜

昭和の森の八重桜(Yaezakura in Showa no Mori Park)

皆さんは、5月中旬に満開となる遅咲きの桜「八重桜」を知っていますか?花びらの枚数が多いものでは100枚以上にもなり、濃い桃色の花を咲かせます。なかでも、福島県にある森林公園「昭和の森」の八重桜は、ちょっと特別。昭和天皇がお手植えされたと言われている桜なのです。令和という新たな時代を迎えた今、歴史ある桜をその目で見てみませんか?

自然が生み出す絶景が広がる「昭和の森」

日本百名山のひとつ・磐梯山(ばんだいさん)の南側中腹に位置する森林公園「昭和の森」。アカマツや広葉樹林の森林が広がり、春には八重桜、ソメイヨシノ、ヤマザクラなどの桜が園内を彩ります。その華やかな景色は、まさにフォトジェニック。また、天鏡湖と呼ばれるほど透明度の高い猪苗代湖を一望できる眺望台も設置されています。その雄大な景色に、鳥肌が立つほど感動するはず。
ほかにも、国内と県内の出来事等がパネルに刻まれ、昭和50年の歩みを振り返ることができる「昭和の路」、21世紀へのメッセージを入れたタイムカプセルが埋められている「未来への広場」、火山岩石を活かしたロックガーデン「ロッカリー」などもありますよ。

開園期間4月6日〜11月24日 8:30〜17:00
住所福島県耶麻郡猪苗代町天鏡台
アクセスJR猪苗代駅からタクシーで約15分
URLhttps://www.inawashiro.or.jp/institution/showa/

昭和の森誕生のきっかけにもなった「八重桜」

昭和の森は、1970年5月19日に昭和天皇と香淳皇后をお迎えして開催された「第21回全国植樹祭」の植栽地でした。その際に、ソメイヨシノと共に八重桜が植えられ、昭和天皇がお手植えされたとも言われています。そのため、当時は「天鏡台」と呼ばれていた場所でしたが、天皇ご在位50年を記念して森林公園として整備し、同時に名称を「昭和の森」としました。ちなみに、八重桜の満開予想日は1週間後の5月10日だそう。ぜひ、昭和天皇にゆかりのある桜をご覧ください。

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