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個性あふれる景観や文化に身も心も満たされる!山形県の4つの地域を巡る旅へ

山形市の風景(Cityscape of Yamagata city)

東京から新幹線で約2時間半の山形県。中心地である山形市を含む「村山地域」に加え、置賜(おきたま)、庄内、最上の合計4つの地域で構成されています。目的地を絞って日帰り旅行で訪れるのも良いですが、各地域特有の景観やグルメ、文化などを楽しむゆったり旅行に出かけてみませんか?

今回は、村山地域を囲む3つのエリアそれぞれの特徴をご紹介します。

自然と歴史が織りなす観光地が数多くある「置賜地域」

雪に覆われた上杉神社(Uesugi Shrine covered with snow)

山形駅より新幹線で約30分、山形県の最南端に位置する「置賜地域」。奥羽山脈や朝日山地などの山々に囲まれている、実り豊かな地域です。置賜地域の中でも最もアクセスしやすい街といえば、日本三大和牛のひとつ・米沢牛が有名な米沢市。グルメだけでなく、東北最大の滝「滑川の大滝」や8つの名湯「米沢八湯(よねざわはっと)」など、自然が生み出す癒しスポットも魅力的です。また、戦国大名として名を馳せた上杉家のゆかりの地でも。約150年前に建立された「上杉神社」をはじめ、花見の名所でもある「米沢城址(松が岬公園)」など、数多くの厳かな雰囲気漂う歴史的スポットがたくさんあります。

食材と食文化の宝庫「庄内地域」

秋の庄内平野(Shonai Pain in autumn)

山形県の北西部に位置する「庄内地域」は、山形駅より高速バスで約2時間。日本海に面し、最上川を含む数多くの河川が流れる日本有数の穀倉地帯でもあります。米作りが盛んな庄内平野も、この地域を構成する街のひとつ。お米だけでなく、良質な水と酒米が生み出す日本酒も絶品です。お酒のおつまみにぴったりな、だだちゃ豆や月山筍、南禅寺豆腐なども、ぜひ食べて欲しい逸品。また、この地域を代表する都市である鶴岡市は、ユネスコの食文化創造都市にも認定されています。観光しつつ、食べ歩きも思う存分楽しんでみてはいかが?

日本の新旧を感じられる「最上地域」

新庄まつりの風景(Scenery of Shinjo Festival)

「最上地域」は山形県北東の内陸部に位置し、山形駅より新幹線で50分で訪れることができます。自然やグルメはもちろん、日本の伝統と現代の日本を代表する文化も楽しめるのも魅力。この地域の核である新庄市は、260年余もの歴史をもつ「新庄まつり」の開催地。壮大なスケールで実施される豪華絢爛なこのお祭りは、国重要無形民俗文化財であり、ユネスコ無形文化遺産でもあります。一方、新庄駅に隣接する「新庄最上漫画ミュージアム」を訪れると、クールジャパンでもある”漫画”の世界が。「幽☆遊☆白書」や「HUNTER×HUNTER」の作者である冨樫義博先生をはじめ、新庄・最上地域ゆかりの漫画家のイラストやサイン色紙などが展示されています。

今回の旅の拠点