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心がちょっぴり疲れている時に。東京タワー周辺エリアで巡れる、穴場のパワースポット3選

江戸時代より東海道の整備によって急速に発展してきたといわれる港区には、東京タワーのふもとにある「増上寺」をはじめ、「芝大神宮」や「愛宕神社」など、伝統的な寺社が数多く存在します。神社は約40、寺院は約280を数えるとも言われているそう。その中から今回は、猿が迎えてくれるほっこりする寺院、オフィスエリアにありながらも心落ち着く空間が広がる神社、小高い古墳の上に鎮座するお稲荷さんと、身も心も浄化して力を授けてくれる穴場的パワースポットを3ヶ所ご紹介します。春の訪れを感じつつ、心と体をエネルギーチャージしに出かけてみては?

たくさんの猿たちが出迎えてくれるユニークな寺院。蘭学者・杉田玄白の墓があることで有名な「栄閑院」

1624年から1643年に創建された「栄閑院(えいかんいん)」。江戸時代に、猿回しに扮した泥棒がこの寺に逃げ込み、住職に改心させられ、猿を置いて諸国行脚の旅に。残された猿は住職に可愛がられ、人々の前で芸を披露して人気者になったという逸話があるのだそう。そのため、通称「猿寺」と呼ばれていて、境内には猿の石像や彫り物が配されています。本堂の木柱や屋根の上などに発見することができるので、宝探し気分で参拝してみるのも楽しいかも。また、本堂の右脇には「解体新書」を記したことで知られる杉田玄白の墓が。1817年に埋葬されたというこの墓は、東京都の史跡に指定されています。

拝観時間9:00〜17:00
住所東京都港区虎ノ門3-10-10
アクセスホテルグレイスリー田町:三田駅から都営三田線で2駅、御成門駅より徒歩11分
ホテルタビノス浜松町:竹芝駅からゆりかもめで1駅、汐留駅より徒歩18分

オフィス街の一角で、神聖な空気に包まれた空間を演出。1,300年以上もの歴史を有する「御田八幡神社」

御田八幡神社(Mita-Hachiman-jinja Shrine)
Photo by @goodman4649

周辺を高層ビル群に囲まれていながらも、都会の喧騒を忘れさせる心落ち着く雰囲気が漂う「御田八幡神社」。三田をはじめ芝、芝浦、高輪の氏神様として厚い信仰を集める格式高い神社です。御田八幡神社の歴史は古く、709年に現在の白金三田エリアの神として祀られたのが始まりだそう。鬱蒼と茂る緑の中にずっしりと佇む社殿からは、度重なる災害に見舞われたにも関わらず大切に守られてきた信仰の厚さと、長年港区エリアを見守り続けてきた力強いパワーを感じられます。また、拝殿前には1696年に奉納されたという狛犬も。江戸時代の人々も目にしていたであろう貴重な像は、大いなる歴史ロマンを感じさせてくれるはず。

拝観時間9:00〜17:00
住所東京都港区三田3-7-16 
アクセスホテルグレイスリー田町:ホテルより徒歩16分
ホテルタビノス浜松町:大門駅から都営浅草線で2駅、泉岳寺駅より徒歩5分
URLhttps://mitahachiman.net

日本最古の公園内にある、都内最大級の古墳の中腹に鎮座。緑に囲まれた石段がフォトスポットの「圓山稲荷随身大明神」

参照:開運幸運!縁起さんぽ『【東京最強パワースポット】皇居の裏鬼門の裏鬼門?!港区芝の「円山随身稲荷」!/芝丸山古墳

日本最古の公園のひとつであり、東京タワーを望むフォトスポットでもある「芝公園」。園内を散策がてら、「圓山稲荷随身大明神(まるやまずいしんいなりだいみょうじん)」に立ち寄ってみて。都内最大級の前方後円墳として知られている「芝丸山古墳」の中腹に鎮座しています。この場所は、徳川家康の墓所として知られる「増上寺」の裏鬼門に位置するのだそう。木々が生い茂り、まるで森のような空間に佇むこの神社は、赤い小さな鳥居が目印。鳥居をくぐり、石段を登ると、神域へと誘われていくような不思議な気持ちに。その先には、お稲荷さんの像が配された社殿が。コンパクトでありながらも、圧倒的な存在感を放つ姿に心奪われるはず。これから3月にかけては70本の梅の花が、また春にはソメイヨシノなど140本の桜が園内を彩り目を楽しませてくれます。

拝観時間詳細は神社にお問い合わせください。
住所東京都港区芝公園4-8-25
アクセスホテルグレイスリー田町:三田駅から都営三田線で1駅、芝公園駅より徒歩5分 
ホテルタビノス浜松町:ホテルよりタクシーで7分

今回の旅の拠点