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東京スカイツリー®︎の氏神様!全国的にも珍しい“三輪鳥居”を見られる「牛嶋神社」

浅草の対岸に位置する隅田公園内に鎮座する「牛嶋神社」。墨田区南部の商工業地区の総鎮守、また、東京スカイツリー®︎の氏神としても知られる由緒ある神社です。そこで今回は、厄除や縁結び、開運招福など多様なご利益を得ることができる牛嶋神社の見所をご紹介します。これからは、境内周辺を桜が彩り華やかな春景が目を楽しませてくれる季節。春の訪れを感じつつ、心と体をエネルギーチャージしに出かけてみてはいかが?

牛嶋神社の歴史は古く、860年に創建されたと伝えられています。慈覚大師が須佐之男命(すさのおのみこと)を勧請したことがはじまりだそう。平安時代末期には、豪雨による隅田川の洪水で行軍の足止めをされた源頼朝が、祈願後に無事に川を渡ることができたとして社殿を造営。江戸時代には徳川家により江戸城の鬼門守護の神社とされるなど、歴代将軍たちからも厚い信仰を集めてきた格式高い神社です。

豊かな木々に囲まれ、神聖で清らかな雰囲気が漂う境内には、都内でも屈指の大きさを誇るという総桧権現造りの社殿や、五穀豊穣・商売繁盛にご利益があるという「小梅稲荷神社」など、見所がたくさん。なかでも、一般的な形式の鳥居の両脇に小さな鳥居を組み合わせた「三輪鳥居(みのわとりい)」にご注目。起源は不明だそうですが、8万5千を超える神社があると言われている国内でも、10社ほどの神社でしか見ることができない希少な鳥居なのだそう。国産の檜で作られているという三輪鳥居は、威厳を放ちつつも、心を穏やかにしてくれるような温もりを感じさせます。

また、本殿の向かって右側には、体の悪い部分と同じところを撫でると病が治ると言われてる「撫で牛(なでうし)」も。体の悪い部分と同じところを撫でると病が治るだけでなく、心も良くしてくれるそう。江戸時代より庶民たちに親しまれて貴重な縁起物なので、お見逃しなく。

拝観時間詳細は神社にお問い合わせください。
住所東京都墨田区向島1-4-5
アクセスホテルタビノス浅草:ホテルより徒歩17分
ホテルグレイスリー浅草:ホテルより徒歩18分

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