ワシントンホテルとホテルグレイスリーがお届けする、
地域に根ざした旅の情報

1964年の東京オリンピックの年に誕生。落語の伝説の名人たちを生み出してきた、都内に4ヶ所しかない落語定席のひとつ「浅草演芸ホール」

鈴本演芸場(上野)、新宿末廣亭、池袋演芸場と並び、東京の”落語定席”のひとつである「浅草演芸ホール」。15本の街路灯に、浅草演芸ホールのある六区にゆかりのある有名人33名の顔写真が飾られている商店街・浅草六区通りで出会うことができます。今回は、そんな浅草演芸ホールの歴史をご紹介。

浅草演芸ホール外観(Appearance of Asakusa Engei Hall)

浅草演芸ホールが位置する六区は、”浅草オペラ”で人気を博した「常盤座」の開業(1887年)を皮切りに、最盛期には約30館もの劇場や映画館が建てられた娯楽街でした。1951年に、ストリップ劇場として「浅草フランス座」が開業。東京オリンピックが開催された1964年に、同建物が増築され、4階と5階に「浅草演芸ホール」が誕生しました。

落語の伝説の名人とされていた桂文楽や三遊亭円生、現代の落語文化を引っ張っていくこととなる立川談志や五代目三遊亭円楽などが若手として出演。テレビの時代の幕開けでもあったものの、多くの人々に愛される寄席となりました。

現在では、 落語のほか、漫才、漫談、マジック、曲芸、紙切り、粋曲、ものまね、コントなどが1年365日公演(状況によって変更になる場合あり)されている”落語定席”。日本のお笑いの新たな歴史が生まれる場所であり続けています。昼の部と夜の部でお客さまの入れ替えがないため、好きな時間にいつでも演芸を楽しむことができる点もポイントです。

営業時間11:40〜21:00 年中無休
※状況によって、休演になる場合があります。
住所東京都台東区浅草1-43-12
アクセスホテルグレイスリー浅草:ホテルより徒歩8分
秋葉原ワシントンホテル:秋葉原駅よりつくばエクスプレスで2駅、浅草駅より徒歩30秒
ホテルタビノス浅草:ホテルより徒歩5分
URL https://www.asakusaengei.com/

今回の旅の拠点