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福岡への夏旅には、博多駅より電車で約40分のリゾート地「糸島半島」がおすすめ。自然やカフェなど、インスタ映えするスポットを巡る日帰り散策ルートを考えてみた

ヤシの木ブランコ(Plam Tree Swing)

福岡県の北西部に位置する「糸島半島」は、美味しい魚の産地として知られる玄界灘に突き出たリゾート地。海岸線が続く北部と西部には、数多くの景勝が。一方南部には山々が連なっていて、山登りやハイキングの地として人気です。そんな糸島半島は、博多駅より乗り換えなく40分ほどでアクセスが可能であるため、サクッと行く日帰り旅行の目的地にも最適。そこで今回は、カップル旅行や女子旅におすすめしたいインスタ映えスポットを1日巡る、日帰り散策ルートを考えてみました。

ご紹介する散策ルートのメインとなる駅は、博多駅よりJR筑肥線直通の福岡地下鉄空港線沿いにある「九大学研都市」と「筑前前原駅」です。

[目的地1]まるで、トトロの住む世界へと繋がるトンネルのよう。ジブリ映画の中に入ったような気分にさせてくれる、芥屋の大門公園の遊歩道「トトロの森」

トトロの森(Totoro Forest)2
Photo by @namihey326

玄界灘の荒波によって浸食されてできた国の天然記念物”芥屋の大門”を見ることができる、「芥屋の大門公園」。ほかにも、パワースポットとして人気の鳥居や、力強い波が打ち付ける壮大な海など、見所がたくさんあります。なかでも注目は、「トトロの森」とも呼ばれている、展望台へとつながる遊歩道。ブツバキが深々と生い茂り、自然のトンネルのような風景を演出しています。愛称の通り、ジブリ映画・トトロのワンシーンを連想させられるはず。一歩足を踏み入れれば、トトロと戯れるメイちゃんのような気分になりそう。ちなみに、この遊歩道を抜けると、展望台から玄界灘の広大な景観を楽しむことができます。時間に余裕があれば、すぐ南にある立石山に登って、糸島の絶景を眺めてみるのもおすすめです。

開園時間常時開放
住所福岡県糸島市志摩芥屋
アクセス筑前前原駅よりバスで26分、芥屋購買店で下車後徒歩8分

[目的地2]真っ赤な2階建てのバスが目印。オニオンとピクルスがたっぷり入ったホットドックや、搾り立ての牛乳を使用したジェラートが評判の「ロンドンバスカフェ」

ロンドンバスカフェ外観(Appearance of London Bus Cafe)
Photo by @maikati_gram

実際にイギリスを走っていたという、1950年生まれのロンドンバスを改装した「ロンドンバスカフェ」。コバルトブルー色の海を背景に佇む、真っ赤な2階建てのバスが目印なので、すぐに発見できるはず。車内にイートインスペースがありますが、お天気の良い日には海が目の前に広がる、オープンテラスを利用してみて。おすすめメニューは、「BusBoxセット」。刻んだオニオンとピクルスがたっぷり挟まれたホットドックに、ポテトチップスとドリンクがセットになっています。ロンドンバスをかたどったキュートな入れ物が、よりワクワクさせてくれますよ。デザートには、佐世保の牧場から直送されているという、生ジェラートをいただくのをお忘れなく。搾り立ての牛乳をベースにした、無添加・無着色のジェラートは、濃厚でありながらも、後味はさっぱりしています。

営業時間11:00~日没まで 不定休
住所福岡県糸島市志摩野北2289-6
アクセス筑前前原駅よりバスで18分、野北で下車後徒歩11分
URL<食べログ>https://tabelog.com/fukuoka/A4009/A400901/40038556/
<Instagram>https://www.instagram.com/itoshima_london_bus_cafe/
<Facebook>https://www.facebook.com/itoshima.londonbuscafe/

[目的地3] 欲しいのは迫力?それとも可愛らしさ?ビーチに様々な種類のブランコが設置されている「ヤシの木ブランコ」

ヤシの木ブランコ(Plam Tree Swing)
Photo by @kyoko1903

「活魚茶屋 ざうお本店」の目の前に設置されている「ヤシの木ブランコ」。食事をしたお客さんに楽しんでもらいたいと始めたそうで、今では誰でも無料で利用可能です。高さ6mほどのヤシの木の間に梁が渡されていて、そこにロープと台座をくくりつけたブランコが設けられています。種類は様々で、ゆりかご型やハンモック型、ハート型などが並んでいます。撮りたい写真に合わせて選んでみて。ブランコを勢いよく漕ぎ出せば、遠くに見える水平線に向かって飛んでいくような爽快感を味わえるはず。また、ほかにも大きな口を開けた迫力満点のジョーズのオブジェや、西日本豪雨で漂着した「奇跡の流木」などもありますよ。

住所福岡県福岡市西区大字小田79-6 活魚茶屋 ざうお本店の敷地内
アクセス九大学研都市駅よりバスで20分、ざうお本店前で下車後すぐ
URLhttps://zauo-itoshimahonten.owst.jp

[目的地4] 巨大なオブジェ群が、駐車場を屋外美術館のようなアートスポットへと変身させた「#ジハングン」

ジハングン(Jihangun)
Photo by @_mayugeseyo_

近年、新たなインスタ映えスポットとして若者たちの間で人気を集めている「#ジハングン」。元々は普通の駐車場でしたが、2018年に巨大なオブジェ群が設置され、アーティスティックな写真が撮影できる駐車場に。名前の由来は、“自動販売機の群衆”だそう。自動販売機をテーマにしたポップなオブジェが3台あり、枠内に入って写真をとるのが定番です。また西側にある北崎海岸方面に歩いて行くと、巨大な黄色いブランコや、流木で作られたアーチ、女性の横顔が切り抜かれた巨大な板なども。まさに屋外美術館のよう。透明度の高い海を背景に、その日の天候によって雰囲気が異なる写真が撮れるのも面白みの一つです。

営業時間終日開放
住所福岡県福岡市西区西浦644-1
アクセス九大学研都市駅よりバスで27分、西の浦で下車後徒歩4分

[目的地5] 仲良く寄り添うように並ぶ、2つの岩の間に沈む夕日が絶景を生み出す景勝地。恋のパワースポット「桜井二見ヶ浦」

二見ヶ浦(Futamigaura)
Photo by @tomiko11

縁結びや夫婦円満の神様として有名な、県指定文化財「櫻井神社」。この社地であり、古くから神聖な場所とされているのが「桜井二見ヶ浦」。約150mの沖合には、ご神体の「夫婦岩」が鎮座し、玄界灘にそびえ立つ高さ約8mの白い大鳥居とともに、荘厳で神秘的な景観を生み出しています。仲良く寄り添うように並ぶ姿が印象的な夫婦岩は、向かって右の男岩が高さ11.8m、左の女岩が高さ11.2m。2つの岩を結ぶ大注連縄(おおしめなわ)の長さは30m、直径は50㎝で、重さは約1tもあるのだそう。さらに桜井二見ヶ浦は、年間を通して美しい夕日を見ることができる場所としても有名。毎年夏至の頃には、夫婦岩の間に夕日が沈むロマンチックな光景が広がります。「日本の渚百選」や「日本の夕日100選」に選ばれている絶景を堪能して。

拝観時間常時開放
住所福岡県糸島市志摩桜井
アクセス九大学研都市駅よりバスで30分、二見ヶ浦(夫婦岩前)下車後すぐ
URLhttps://www.city.itoshima.lg.jp/s026/s040/010/020/010/050/sakurai.html

[目的地6] テラス席で夕日色に染まりゆく海を眺めながら、ゆったりとカフェタイムを。ビーチに立つトレーラーハウスで営むカフェ「Bistro&Cafe TIME」

Bistro&Cafe TIME
Photo by @alice_8.8

たっぷりと散策を楽しんだあとは、デザートを求めて「Bistro&Cafe TIME(ビストロアンドカフェ タイム)」へ。サーフスポットとして人気の大口海岸のほど近くに位置する、南国感溢れるトレーラーハウスが印象的なカフェレストランです。モーニングからディナーまで幅広く利用できますが、おすすめの時間帯は夕日が沈み始める頃。海が目の前に広がり、視界を遮るものが何もないオープンテラスで、絵画のような夕景に癒されてみてはいかが?舌触りの良いクリームと、ほろ苦いスポンジが相性抜群のティラミスを頬張りながら、夕日を撮影したり、旅の写真を見返したりと、ゆったりとした時間を過ごして。

営業時間モーニング  8:30〜10:30/ランチ  11:00〜15:00/カフェ  15:00〜17:00/ディナー  18:00〜21:00
不定休
住所福岡県糸島市志摩桜井字大口4423-7
アクセス九大学研都市駅よりバスで33分、つまんでご卵で下車後徒歩9分
URLhttps://timeitoshima.official.ec

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