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提灯が灯る夕方からが絶好の撮影タイミング。錦市場の真正面、新京極通のど真ん中に鎮座する「錦天満宮」

“京の台所”として知られ、400年以上もの歴史がある「錦市場」。そして、京都で最も古い商店街と言われている「新京極通」。どちらも人気観光地であるため、人々の行き来が絶えませんが、喧騒がパタリと止むスポットがあります。そこは、錦市場の東端であり、新京極通りが出会う場所で、「錦天満宮」が鎮座しています。

錦天満宮(Nishiki Tenmangu Temple)
Photo by @p_tn_gram

学問の神様として知られる菅原道真公を祀る「錦天満宮」。900年代に彼の生家に創建されたのが、歴史の始まりだそう。彼の死後「歓喜寺」と名付けられ、1500年代後半に豊臣秀吉の都市計画でこの地に移転しました。

錦天満宮を訪れてまず目に入るのは、石造りの鳥居。よく見ると、横桁が左右隣のビルにめり込んでいるのです。商店街と神社の境界線らしく、鳥居を潜ると雰囲気が突然変わったかのように感じられるのも魅力的です。
参道を歩いて本殿に向かうと、梅のマークが入った提灯がたくさん。夜は提灯の柔らかな明かりで、境内が幻想的な雰囲気になります。写真を撮影する際は、空が暗くなったタイミングがおすすめ。夕食後に参拝するのもいいかも。

また、ご神水は京の名水「錦の社の御神水」。境内の地下30数mから湧き出ているそう。
早朝から参拝を兼ねて、多くの人たちが汲みに来ています。ご近所の飲食店さんも利用しているとか。ぜひ試してみて。

拝観時間8:00~20:00
住所京都府京都市中京区新京極通四条上る中之町537
アクセスホテルグレイスリー京都三条:ホテルより徒歩3分
ホテルタビノス京都:ホテルより徒歩13分
URLhttp://nishikitenmangu.or.jp/

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