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国の名勝にも指定された庭園に梅の花が咲き誇る。春の訪れを感じながら散策を楽しめる「渉成園」

四季折々の美しい景色が堪能できることで人気の観光スポット「渉成園」。例年2月上旬ごろからは梅の花が開花し、訪れる観光客を楽しませてくれます。京都の街中にありながら静かな空間が広がる同園で春の訪れを感じてみては。

渉成園(Shosei-en Garden)
Photo by @shigeeeeeeeei

浄土真宗・真宗大谷派の本山で、京都市民からお東さんと呼ばれ親しまれている東本願寺。木造建築の二重門として日本一の高さといわれている御影堂門や御影堂、阿弥陀堂など、6棟の建物が国の重要文化財に指定されています。今回は同寺の飛地境内地の庭園「渉成園」をご紹介。季節ごとの変化に富んだ景観が楽しめることから、1936年には国の名勝にも指定されました。”十三景”と称されるほど美しい同園ですが、1956年ごろには荒れてしまったこともあったそう。そのため1975年ごろから少しずつ修復。かつての姿を取り戻しました。

敷地の北西に小さな池、東南に印月池(いんげつち)と名付けられた大きな池が配置された同園。印月池には中島が配置されているほか、回棹廊(かいとうろう)が設けられており、園内の自然を楽しみながら周遊できるようになっています。また印月池の西側に位置する双梅檐(そうばいえん)などでは、毎年2月から3月にかけて梅の花が見頃に。白やピンクの花が咲き、春の訪れを感じさせてくれます。さらに3月中旬ごろからは早咲きの桜も開花し始めるそう。春の花々を堪能しながらゆったりとした時間が過ごせる同園へぜひ出かけてみて。

開園時間3月~10月 9:00~17:00、11月~2月 9:00~16:00
住所京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
アクセス京都市バス「烏丸七条」より徒歩5分
ホテルタビノス京都:ホテルより徒歩13分
ホテルグレイスリー京都三条:ホテルから徒歩4分、河原町三条南よりバスで11分の烏丸六条で下車後徒歩5分
URLhttps://www.higashihonganji.or.jp/about/guide/shoseien/

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