水鏡のように池に映る紅葉は必見。京都市内にある雄大な自然広がる「宝が池公園」

秋の京都ではお寺や神社で紅葉狩りを楽しむ方が多いのですが、今回ご紹介したいのは「宝が池公園」。公園といっても62.9ヘクタールもの広さを誇り、雄大な自然の中に広がる紅葉は絶景です。さらに池に写り込む紅葉は息をのむほどの美しさ。これほどの眺望に市街地から地下鉄でアクセス可能なのも嬉しいポイントです。

京都の夏の風物詩である五山の送り火の1つ”妙”と”法”。この文字が描かれた2つの山を敷地内に有しているのが「宝が池公園」です。江戸時代にため池としてつくられた”宝が池”を中心に8つのエリアからなる同園。”子どもの楽園”にはさまざまな遊具が設置されていたり、”憩いの森”には京都府警察平安騎馬隊の施設があったりと楽しみ方はたくさん。さらに絶滅危惧種とされているオシドリやホンドタヌキなど、貴重な動物を見ることもできるそう。

同園でこれからの季節に楽しめるのが紅葉。毎年11月くらいから徐々に木々が黄色や赤色に染まりはじめます。特に圧巻なのは水鏡のように”宝が池”に写り込んだ紅葉。京都市内とは思えないその光景にしばらく時間を忘れしまいそうになるくらいです。

池の周りにはベンチもあるので、のんびりと過ごすこともできますよ。暖かい服装でピクニックをするのもいいかも。うっとりするほどの紅葉と池のコラボレーションに心が弾むこと間違いなしのおすすめスポットです。