緑のシャワーでリフレッシュ。織田信長の茶会のお膳も展示中の「妙覺寺・新緑特別拝観 ～信長の茶会～」

春や秋に訪れる人が多い京都。でも太陽の光を受けて若葉が眩しく輝く初夏もおすすめのシーズンです。今回はしっとりとした雰囲気の中で美しい青もみじが楽しめる「妙覺寺」をご紹介。通常は拝観をすることができないのですが、5月31日まで特別拝観を実施中。さらに同寺で織田信長が開いた茶会のお膳も展示されています。庭好きさんも戦国武将好きさんも楽しめる特別拝観は必見。

まだあまり知られていない京都の観光スポットの1つ「妙覺寺」。普段は公開されておらず私たちが同寺を拝観できるのは、例年新緑と紅葉が同寺の庭を彩る季節のみ。現在その特別拝観中で、初夏の日差しの下、青々と輝く新緑が楽しめます。生き生きと育つ青もみじは見ているだけでエネルギーがもらえるかのよう。緑のシャワーが疲れを吹き飛ばしてスッキリとした気持ちにさせてくれます。今の季節ならではのリフレッシュ方法で元気をチャージしてみて。

また特別拝観に合わせて実施されているのが「信長の茶会」。戦国武将・織田信長の茶会のお膳を再現した展示です。実は信長は京都に訪れる際に度々同寺に泊まっていて、ゆかりのある人物の1人。信長は1573年11月23日に同寺で盛大な茶会を開き、本膳料理という3つのお膳で順に提供される武家の正式な料理を提供したそう。同展示では皿や器も含めてそのお膳を再現。貴重な展示になっています。生命力に溢れた庭と信長の茶会を楽しめるのは5月31日まで。初夏の京都旅行の訪問先の1つにぜひ加えみてはいかがでしょうか。