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季節を彩るカラフルな花手水が人気。眼の観音様「柳谷観音・楊谷寺」

楊谷寺2(Yokokuji Temple)2

善峯寺と光明寺と並び、”京都西山三山”のひとつとされている「柳谷観音・楊谷寺」。長岡天神駅やJR長岡京駅が最寄り駅の同寺は、駅から少し離れた静かな山あいに位置しています。近年は境内にある手水舎がSNSで話題に。年配の方たちだけでなく、女性を中心に若い人たちにも人気の癒しスポットとなっています。

楊谷寺(Yokokuji Temple)
Photo by @nico__0205

「柳谷観音・楊谷寺」は、京都の目の観音様と呼ばれています。弘法大師は、この境内の湧き水で目の潰れた子猿が目を洗う親猿を見て、祈祷を続けました。すると、満願の日に子猿の目が見えるように。そんな由来から同寺の「独鈷水(おこうずい)」は眼病に効くと言われています。境内に美しい音色の水琴屈があるのは、目の不自由な方にもお寺の雰囲気を感じてもらうためだそう。

こちらでは毎月17日に縁日が開催されています。この1日限定で阪急電鉄西山天王山駅東口とJR長岡京駅西口の2カ所から、寺の門前まで送迎シャトルバスが出ており、ご本尊の十一面千手千眼観世音菩薩がご開帳されます。さらに「眼力」や「LOVE御朱印愛力」といった特別な御朱印が手に入るところも嬉しいポイント。

また、「柳谷観音・楊谷寺」は、花手水が美しいことでも有名なスポットです。例年4月初旬から7月、秋の紅葉シーズンには、手水舎に花が浮かべられています(2021年は6月1日〜9月30日)。水に浮かぶ花々は紫陽花や紅葉など、境内の四季の彩りに負けないくらいカラフル。思わずカメラのシャッターを切りたくなること間違いなしです。

そのほかにも押し花朱印づくりや写仏体験などに参加できるので、お寺ならではの体験を通して癒しの時間を満喫してみてはいかがでしょうか。

拝観時間9:00~16:00(最終受付 16:00)
住所京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
アクセスホテルグレイスリー京都三条、ホテルタビノス京都:京都河原町駅から阪急京都線特急で3駅、長岡天神駅よりタクシーで15分
URLhttps://yanagidani.jp/

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