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11月恒例のお祭り、浅草酉の市で来年に向けて開運を祈願しよう

神様や仏様に1年の感謝を伝え、翌年に向けて商売繁盛や家内安全を祈願する酉の市。江戸時代から続く伝統的な年中行事として全国で催されていますが、最も規模が大きく、盛り上がりを見せるのが浅草の長圀寺と鷲神社です。2021年の開催日程は、11月9日と21日の二の酉。今回は、参拝者に幸運を招く年末の風物詩、酉の市の福巡りポイントをご紹介します。

ホテルグレイスリー浅草から酉の市へは、同ホテルより徒歩3分の「浅草雷門」バス停利用が便利。池袋駅東口行きに乗り、バスに乗車して5駅の「竜泉」バス停下車後、徒歩3分です。

酉の市のときだけの祈願で特別なご加護を頂ける「長圀寺」

長圀寺(Chokei-ji Temple)
Photo by @fukutaa

1630年の開山以来、浅草酉の市発祥のお寺として知られる長圀寺。ご本尊として祀っている十界の曼荼羅のほか、開運招福の守り本尊である鷲妙見大菩薩が有名で、「鷲大明神」や「おとりさま」という通称で親しまれています。おとりさまが安置されている厨子は、酉の市のときだけご開帳され、特別なご加護が頂ける御祈願のために多くの参詣者が集います。本堂正面の開運鈴と二本の紅白の太い鷲妙見お手綱は、五色の紐で鷲妙見大菩薩とつながっており、しっかりと手綱を握りしめることで「にぎり福」をご利益として頂けると言われています。本年の無事を感謝しながら鈴を振り、ぜひ来る年に向けてのより大きな福を持ち帰りましょう。

拝観時間24時間 年中無休
住所東京都台東区千束3丁目19-6
アクセスホテルグレイスリー浅草:ホテルよりバスで5駅、「竜泉」バス停下車後徒歩3分
秋葉原ワシントンホテル:秋葉原駅より東京メトロ日比谷線で2駅、入谷駅より徒歩10分
ホテルタビノス浅草:ホテルより徒歩11分
URLhttp://otorisama.jp/

縁起飾りが毎年変わる大熊手が必見の「鷲神社」

鷲神社(Ohtori Shrine)
Photo by @kannon3388

長圀寺と同じく、酉の市発祥の神社として名高い鷲(おおとり)神社。創建年は不明ですが、古くからの日本の伝説で英雄とされている日本武尊(やまとたけるのみこと)が戦勝を祈願した場所と伝えられています。戦で見事勝利を収めた後、11月の酉の日に武具の「熊手」を社殿の松にかけてお祝いをしたことが酉の市の由来だとか。参道入り口の左上を見上げると、いかにも縁起が良さそうな豪華な大熊手が出迎えてくれます。毎年飾りが異なるため、去年の写真と見比べてみるのも楽しいですね。午前0時の一番太鼓が鳴ったらぜひ、真っ先に熊手御守の授与を目指しましょう。運がよければ、一番福として24金の純金小判根付のプレゼントを頂くことができますよ。

拝観時間24時間 年中無休
住所東京都台東区千束3丁目18-7
アクセスホテルグレイスリー浅草:ホテルよりバスで5駅、「竜泉」バス停下車後徒歩3分
秋葉原ワシントンホテル:秋葉原駅より東京メトロ日比谷線で2駅、入谷駅より徒歩10分
ホテルタビノス浅草:ホテルより徒歩11分
URLhttps://otorisama.or.jp/

熊手の商談を楽しみ、粋なやり方で縁起よく締める「浅草酉の市」

長國寺の「仏様のおとりさま」と、お隣の鷲神社の「神様のおとりさま」、両方にご利益をお願いした後は、境内の市を楽しみましょう。縁起菓子などを販売している出店を巡るだけでも楽しめます。様々な縁起物の中でも、かっこめ熊手はぜひ入手したいところ。お店によって飾りが違うので、まずはお気に入りの一品を探してみましょう。お目当てが決まったら、酉の市名物「熊手の商談」にチャレンジ。予算や大きさを交渉し、最終的には値切った分をご祝儀としてお店に渡すのが江戸っ子流です。買い求めた熊手はお店の中央に掲げると、周囲のお店から威勢のいい掛け声が飛んできて、手締めとなります。「家内安全・商売繁盛」と声を上げながら、大勢で手を打つ瞬間は爽快ですよ。

開催期間2021年11月9日/21日 0:00~24:00
アクセスホテルグレイスリー浅草:ホテルよりバスで5駅、「竜泉」バス停下車後徒歩3分
秋葉原ワシントンホテル:秋葉原駅より東京メトロ日比谷線で2駅、入谷駅より徒歩10分
ホテルタビノス浅草:ホテルより徒歩11分
URLhttps://torinoichi.jp/

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