ワシントンホテルとホテルグレイスリーがお届けする、
地域に根ざした旅の情報

絶品のお出汁で頂く贅沢、冬の京都でほっこり鍋グルメ巡り

日本で初めて料理屋ができたといわれる街、京都。底冷えの厳しい冬の京で、ほっと一息、心も体も温まる鍋料理はいかがでしょう?昆布やかつお節など素材にこだわり、さまざまな食材の持ち味を引き出す最高のお出汁とともに、はふはふと冬の贅沢を堪能したいですね。今回は、名店ぞろいの京都の中でも特におすすめの鍋料理を頂けるお店をご紹介します。

今回ご紹介するスポットはいずれも、ホテルグレイスリー京都三条やホテルタビノス京都から徒歩、もしくは乗り換えなしで訪れることができます。

日本のだし文化を継承する老舗で相伝のうどんすきを頂く「京都権太呂本店」

京都権太呂本店(Kyoto Gontaro Honten)
Photo by @tomodachies

和の味覚の源、「だし」の味を追求する京都権太呂本店は、1909年創業の老舗そば料理店です。5階建ての数寄屋造りの店構えは、まるで日本料亭のよう。2階には掘りごたつ席も用意されているので、ゆったりと寛ぐことができます。こちらで頂く京風うどんすき「名物権太呂なべ」は、羅臼昆布や削り節を丹念に仕込んだ黄金の出汁をベースに、小麦の風味を活かしたうどんと山海の幸が混然一体となった奥深い味わいの逸品。錦市場から毎朝仕入れている車海老やハマグリなどの新鮮な海鮮に、京都の生麩や湯葉、そして低農薬の新鮮野菜も贅沢に味わえます。コースにすると、付き出しやてんぷら、自家製の抹茶わらび餅もセットになるため、さらに満足感たっぷりです。

営業時間11:00~21:30 水曜定休
住所京都府京都市中京区麸屋町通四条上ル
アクセスホテルグレイスリー京都三条:徒歩6分
ホテルタビノス京都:河原町五条からバスで2駅、四条河原町下車後徒歩6分
URLhttps://gontaro.co.jp/kyoto/

コストパフォーマンス抜群の冬の贅沢、鴨ちりを味わうなら「そば処桝富」

そば処桝富(Masutomi)
Photo by @ellililly

そば処桝富も老舗のそば料理店ですが、こちらは鴨料理がおいしいことでも知られています。季節限定で供される鴨ちりは、お手頃な価格で京都山城産のこだわり鴨肉を頂ける冬ならではのコースメニューです。肉厚なお肉の盛り付けは、まるで大輪の花が咲いたよう。思わず写真を撮りたくなる美しさです。お出汁にくぐらせてから、秘伝のポン酢で頂く鴨はまさに絶品。お野菜やお麩などの具材やシメのお蕎麦もたまりません。京都の風情をより堪能したい人は、奥座敷を予約しておきましょう。窓の外を流れる白川のせせらぎに耳を澄ませつつ、清流の景色とともに上品な鴨の味わいに舌鼓を打ちましょう。掘りごたつ席はカップルにもおすすめですよ。

営業時間11:30~15:00/17:00~20:30 月曜・火曜休
※鴨ちりは2名~予約制
住所京都府京都市東山区三条白川橋西入大井手103
アクセスホテルグレイスリー京都三条・ホテルタビノス京都:河原町五条からバスで3駅、河原町三条下車後徒歩1分
URLhttp://www.masutomi.biz/

絶妙なやわらかさと舌ざわりの嵯峨豆腐を湯豆腐で堪能できる「祇園うえもり」

祇園うえもり(Gion Uemori)
Photo by @ive.m.j

旬の素材と職人技で仕上げる会席料理のお店、祇園うえもりでは湯豆腐と湯葉の会席がおすすめ。通年食べられるメニューですが、寒い季節はおいしさもひとしおですね。メイン食材の豆腐は、安政の時代より伝統製法を守り続けている京都嵐山の名店「森嘉」の嵯峨豆腐を使用。大豆を石臼で挽いて湯で、木桶に移し、にがりではなく「すまし粉」で固めて作る昔ながらの豆腐は、箸にもかからないといわれるほど、絶妙なやわらかさと腰の強さ、そしてなめらかさを誇ります。祇園では唯一、うえもりのみが取り扱う極上の豆腐を、ぜひ繊細な出汁と相性抜群の特製ポン酢でどうぞ。ランチがお得ですが、日本酒や京都の地酒と合わせて楽しみたい人には、夜もおすすめです。

営業時間12:00~14:00/17:00~20:00 不定休
※湯豆腐と湯葉の会席は要予約。
住所京都府京都市東山区祇園町南側570-6
アクセスホテルグレイスリー京都三条・ホテルタビノス京都:河原町五条からバスで2駅、市場京阪下車後徒歩6分
URLhttp://www.uemori.net/

今回の旅の拠点