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シンプルで洗練された空間は人気の写真スポットに。歴史ある建物と調和するよう設計されたモダン建築「平成知新館」

多くの文化遺産と豊かな自然に囲まれた場所に佇む京都国立美術館。その敷地内にある「平成知新館」は、2014年に開館した新しい建物です。シンプルで現代的な造りが印象的で、人気のフォトスポットとなっています。

平成知新館は、ニューヨーク近代美術館の新館や東京国立博物館、豊田市美術館などを手がけた世界的な建築家・谷口吉生氏によって設計されました。

平成知新館(Heisei Chishinkan)
Photo by @ym__038

こちらの設計では、「現代的な平成知新館を京都の古い街並みや横に並ぶ明治古都館にどう調和させるのか」という工夫が凝らされています。まるで日本の障子のようなデザインになっている建物正面のガラス壁は、注目して見てみたいポイントです。

さらに平成知新館の内観は、日本らしい和の空間構成を活かした「直線」と「面」を基本とする展示空間です。ここでは、陶磁や考古、絵画、彫刻などの美術品、周辺のお寺や神社から寄託された文化財を展示しています。展示ルームの設計はもちろん、開放的なロビーも特徴的。柔らかな陽光が降り注ぐ形になっていて、訪れる人々をあたたかい気持ちにさせてくれます。

数々の歴史ある建築が佇む京都ですが、洗練された現代的な建築が建ち並ぶのも魅力の1つ。ぜひモダニズム建築の真髄である平成知新館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

営業時間9:30~17:00(入館は16:30まで)月曜定休
※金・土では夜間営業 〜20:00(入館は19:30)を実施する月もあります。
住所京都府京都市東山区茶屋町527
アクセスホテルタビノス京都、ホテルグレイスリー京都三条:四条河原町からバスで約15分、東山七条で下車後徒歩3分
URLhttps://www.kyohaku.go.jp/jp/index.html

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