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蔵王温泉でウィンタースポーツを満喫した後は、大自然のアート「樹氷」を鑑賞しよう

蔵王の景色(Scenery of Zao)

大自然が作り出す冬限定の芸術、「樹氷」。氷点以下に冷えきった濃い霧が塾木の枝に凍りつく現象で、大きく成長するとスノーモンスターと呼ばれます。全国でも数少ない樹氷スポットのうち、全国的にもよく知られているのが山形県の蔵王エリアです。温泉地としても有名な蔵王山でスキーやスノーボードを楽しんだ後は、ぜひ一面に広がる樹氷原を鑑賞しましょう。

今回ご紹介するスポットは全て、蔵王温泉バスターミナル周辺です。山形駅より蔵王温泉バスターミナル行きのバスに乗車後37分で到着します。

樹氷原コースをはじめ、変化に富んだゲレンデが魅力の「蔵王温泉スキー場」

蔵王温泉スキー場(Zao Onsen Ski Resort)
Photo by @naojump70

単独のスキー場としては日本最大の面積を誇る、日本スキーのメッカ「蔵王温泉スキー場」は、世界に誇る樹氷の造形美をパノラマで味わえるスノーエリアです。地形を活かしたバリエーション豊富なゲレンデコースは雪質も最高。ウィンタースポーツ好きにはたまりません。最上部の樹氷原コースは世界的にも有名で、中級者以上なら樹氷原の中をスキーで滑走できますよ。地蔵山頂駅のオープンデッキから一望できるスノーモンスターは、圧巻の一言です。スキー客以外でも楽しめるように観光地としてのアクセスが整備されており、ロープウェイからも大自然の絶景を堪能できます。山頂駅レストランの温かな室内で、名物芋煮そばを頂きながらの鑑賞もおすすめです。

営業時間8:30~17:00(ナイター17:00~21:00) 営業期間中無休
※営業期間は12月上旬~翌5月上旬まで
住所山形県山形市蔵王温泉土合709-1
URLhttp://www.zao-ski.or.jp/

昼間の姿とは全く趣が異なる、日本夜景遺産にも認定された絶景「樹氷ライトアップ」

ライトアップされた樹氷(Ice Monster)
Photo by @yhase339

蔵王ロープウェイの山麓線と山頂線を乗り継いだ先、山頂から360度見渡せる樹氷原は、その時々の気象条件によって変化をし続ける、“氷”と“雪”の芸術品です。12月末から2月末までの期間中は限定45日間のみ、夜間のライトアップイベントが開催されています。彩り豊かな照明に照らされ、漆黒の闇の中で浮かび上がる樹氷は、昼間の白銀に輝く姿とは違い、まるで光の美術館のような幻想的な雰囲気を醸し出しています。その美しさは、日本夜景遺産にも認定されたほどです。夜間は非常に冷えこむため、快適さ重視ならナイトクルーザー号に乗車して楽しむ「樹氷幻想回廊ツアー」がおすすめ。スノーモンスターや霧氷の美しさを間近で体験できますよ。

開催期間2021年12月25日(土)~2022年2月28日(月) 17:00~21:00
ツアー料金4500円(ロープウェイ山麓線往復(2区間券)+ナイトクルーザー号) ※事前予約が必要です
URLhttp://zaoropeway.co.jp/zao/winter/lightup.html

”美人の湯”で知られる蔵王温泉の源泉100%の湯に癒やされる「湯の花茶屋 新左衛門の湯」

新左衛門の湯(Shinzaemon no Yu)
Photo by @haruminn.h

山形県内ではもっとも古い温泉として知られている蔵王温泉は、日本で2番目に強い強酸性の硫黄泉です。切り傷ややけどなどに効き、美肌効果もたっぷりの温泉をそのまま引いているのが「湯の花茶屋 新左衛門の湯」です。肌が強くない人でも名湯に浸れるように、源泉かけ流しの露天風呂だけではなく、四・六の湯やかめ湯、屋内の内湯なども用意されています。食事処やお土産処も併設しており、秋の芋煮や冬の馬喰なべなど季節感のある地元のグルメを頂いたり、蔵王や山形県を代表する名産品を購入したりすることもできます。事前予約をしておけば、全ての湯船を貸し切り対応も可能。ちょっとした自分へのごほうびに、贅沢なひとときをどうぞ。

営業時間10:00~18:00 水曜定休(食事処は木曜も定休)
※水曜日が祝日の場合は、翌日休
入湯料800円
住所山形県山形市蔵王温泉川前905
アクセス蔵王バスターミナルより徒歩5分
URLhttps://zaospa.co.jp/

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