4年ぶりに開催決定。約2万発の花火が夏の夜空を彩る「隅田川花火大会」

2019年の実施から休止を余儀なくされていた「隅田川花火大会」。2023年は4年ぶりの開催が決定。約2万発の花火が夏の夜空に打ち上がります。花火と東京スカイツリーⓇの共演も同大会ならでは。東京の夏の風物詩を堪能して。

東京を代表する花火大会の1つ「隅田川花火大会」。1978年より続き、それ以前は両国橋上流で行われ”両国の川開き”と呼ばれていました。残っている記録によると、1732年に発生した大飢饉と疫病の流行で多くの人が犠牲になり、その慰霊と悪疫退散を祈って1733年に両国橋周辺で花火を打ち上げたのが”両国の川開き”の始まりだそう。その後、中断を挟みつつ続いてきましたが、周辺の交通量が増加したため両国橋付近での打ち上げは1961年で中止に。実施場所を隅田川の上流に移動し「隅田川花火大会」に改め今日に至ります。

毎年多くの人が楽しみにしてきた同大会。2019年以降休止を余儀なくされていましたが、2023年は開催が決定。大迫力の花火と東京のシンボル・東京スカツリーⓇとの共演が楽しめます。開催日は7月29日で、第1会場の桜橋下流から言問橋上流では19時から、第2会場の駒形橋下流から厩橋上流では19時30分から、合計約2万発の花火が打ち上げられます。4年ぶりに東京の夜空に咲く大輪の花をお見逃しなく。