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京都で行きたい!春の訪れを告げるしだれ梅が咲き誇る絶景スポット

日本には桜をはじめたくさんの春の花がありますが、中でも梅は2月下旬ごろから開花しはじめる、春の訪れを告げる花。品種によっては桜が開花し始める頃まで咲く梅もあり、比較的長期間楽しめるのも特徴です。今回は多くの梅の名所がある京都で評判の絶景スポットをご紹介します。ピンクの梅の花が醸し出す、あたたかな春の空気感をぜひ楽しんでみて下さい。

京都でも有数の大規模梅園。ピンクのシャワーのしだれ梅が見られる「北野天満宮」

全国の天満宮・天神社の総本社である北野天満宮。学問の神様として有名な菅原道真公を祀る神社です。菅原道真公は梅の花をこよなく愛したと言われ、境内には多くの梅が植えられています。毎年2月上旬から、梅苑「花の庭」が公開。至る所に梅の鑑賞スポットが設置され、散策しながら梅の花を楽しめますよ。特にピンクのシャワーのようなしだれ梅が水面に映る様子はとってもフォトジェニック。紅梅や白梅など、色とりどりに咲き誇る梅の様子を堪能してみて。また、梅が見頃を迎える2月下旬から3月中旬にかけての週末はライトアップも行われます。この時期ならではの幻想的な梅の景色を楽しみましょう。

ライトアップ公開期間:2月23日~3月17日のうち週末(金・土・日曜日)のみ。日没より点灯

梅苑公開時間2月1日~3月下旬 9:00~16:00(閉苑) 
住所京都府京都市上京区馬喰町 北野天満宮
アクセスホテルグレイスリー京都三条より徒歩約5分の「河原町三条」より市バス51番または10番に乗車し約23分「北野天満宮前」下車後すぐ
URLhttps://kitanotenmangu.or.jp/guidance/baien/

「しだれ梅と落ち椿」が見どころ。一度は見たい梅の絶景として全国に知られる「城南宮」

城南宮(Jounangu Shrine)
Photo by @aconowa358

城南宮は、平安遷都の際に京の都の南の守護として建立された神社。一時期は上皇が離宮を置いたことから、雅な平安の貴族文化が根付きました。境内の庭もとても華やかで、「源氏物語 花の庭」という名のついた庭園はまるで平安時代にタイムスリップしたかのような雰囲気も味わうことができます。この季節は「しだれ梅と椿まつり」が開催され、見事なしだれ梅で彩られた梅苑が人気。中でも緑の苔の上に真紅の椿が落ちた「落ち椿」と、その背景に見える一面ピンクのしだれ梅が織りなす「しだれ梅と落ち椿」は一度は見てみたい絶景として注目されています。梅が散る頃には一面がピンクの絨毯で覆われ、また違った景色が見られるので季節を変えて訪れるのもおすすめです。

開催時間(しだれ梅と椿まつり)2月18日~3月22日 9:00~16:30
住所京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地
アクセスホテルグレイスリー京都三条より徒歩約6分の「京都市役所前」駅より地下鉄東西線に乗車、「烏丸御池」駅で地下鉄烏丸線に乗り換え約13分「竹田」駅下車後徒歩約18分
URLhttps://www.jonangu.com/

しだれ梅がフォトフレームのように五重塔にかかり、絵画のような写真が撮れる「東寺」

東寺(To-ji Temple)
Photo by @koichi_k777

古都京都の文化財として、世界遺産にも登録されている東寺。境内にある五重塔は木造塔として日本一の高さを誇り、京都のランドマークとしても知られています。東寺といえば桜の名所として評判で、京都でも有数のお花見スポットですが、桜が咲く前には梅の花を楽しむことができます。境内にある梅苑は、梅の本数は多くはありませんが、風格のある見事な枝垂れ梅が見どころ。梅を手前に、五重塔をバックにしてカメラを構えると、梅がまるでフォトフレームのように塔を囲み、まるで絵画のような美しい写真を撮ることができます。一般的な梅園とはひと味違う、京都の趣ある風景を楽しみましょう。

拝観時間5:00~17:00
住所京都府京都市南区九条町1番地
アクセスホテルグレイスリー京都三条より徒歩約8分の「四条河原町」より市バス207番に乗車し約23分「東寺東門前」下車後すぐ
URLhttps://toji.or.jp/

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