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ピンクのしだれ梅と真紅の椿、緑の苔絨毯の美しいコントラストに見惚れる「城南宮・しだれ梅と椿まつり」

四季折々の自然に彩られる”源氏物語花の庭”を境内に有することで知られている「城南宮」。同神社でこれからの時期に楽しめるのが、しだれ梅と苔の上に落ちる椿の花です。ピンクと赤、緑の見事なコントラストは必見。圧巻の景色が堪能できます。

城南宮・しだれ梅と椿まつり(Jonangu - Weeping Plum and Camellia Festival)
Photo by @latelier.deux

平安京が作られた際、都の安泰と国の守護を願い創建された「城南宮」。引越や家相の心配を除く方除けや、厄除けなどの御利益があることで信仰を集めています。また源氏物語で描かれている80種類ほどの草花が楽しめる”源氏物語花の庭”が境内にあることでも有名。なかにはムラサキやミクリといった、京都盆地の環境の変化に伴い今でほとんど見ることが出来なくなってしまった植物もあり、可憐に咲く草花を目当てに多くの人が訪れています。

城南宮・しだれ梅と椿まつり2(Jonangu - Weeping Plum and Camellia Festival)
Photo by @77masaking

季節ごとの自然に彩られる庭で、これから見頃を迎えるのがしだれ梅です。社殿の西に広がる”春の山”には150本ものしだれ梅が植えられており、ピンクや白色の梅の花があちらこちらで咲き誇ります。また同時に楽しめるのが、苔の上に散り落ちた椿の花。緑の絨毯に映える真紅の椿と、その奥に広がるピンクのしだれ梅の景観は息を呑むほどの美しさ。自然が生み出す見事な光景を堪能できます。しだれ梅は例年2月中旬から咲き始め、3月上旬に見頃に。2月18日から3月22日までの”しだれ梅と椿まつり”期間中は、梅の枝を手にした巫女の神楽も毎日実施されるそう。春の訪れを感じるのにぴったりな同神社へぜひ出かけてみて。

しだれ梅と椿まつり開催期間2024年2月18日~2024年3月22日  
住所京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地
アクセス京都市バス「城南宮東口」より徒歩3分
ホテルタビノス京都:ホテルから徒歩11分、五条駅より地下鉄烏丸線で5駅、竹田駅より徒歩15分
ホテルグレイスリー京都三条:ホテルから徒歩5分、河原町三条北よりバスで24分の九条車庫前で乗り換え。その後バスで15分の城南宮で下車後、徒歩5分
URLhttps://www.jonangu.com/shidareume.html

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