大阪万博の記憶をたどる旅。未来へ続く感動を、今ここで。
2025年に開催された大阪・関西万博。そのニュースに心躍らせながら、ふと思い出すのは、かつて1970年に開催された日本万国博覧会——通称「大阪万博」です。高度経済成長の真っ只中、世界中から注目を集めたその万博の面影は、今もなお大阪の街に色濃く残されています。未来へと続く歴史のバトンを感じながら、あの時代に思いを馳せる旅に出てみませんか?
“生命の輝き”を見つめ直す場所――太陽の塔

1970年大阪万博の象徴といえば、やはり《太陽の塔》。芸術家・岡本太郎の手によって生まれたこのモニュメントは、今もなお万博記念公園の中心に立ち、訪れる人々を見上げています。高さ70メートルのその姿には「過去・現在・未来」を表す3つの顔があり、人類の進化と生命の力を感じさせてくれます。塔の内部には《生命の樹》と呼ばれる立体展示が広がり、DNAから人類までをたどる進化の道のりを目で、肌で感じることができます。未来の万博を前に、あの時代が描いた“未来”を再び見つめ直してみるのも、きっと特別な体験となるでしょう。
営業時間 | 10:00~17:00(最終入館は16:30) ※火曜休館 |
住所 | 大阪府吹田市千里万博公園1-1 |
アクセス | ホテルグレイスリー大阪なんばから徒歩約5分のなんば駅より大阪メトロ御堂筋線に乗車し、千里中央駅で下車、モノレールに乗り換えて万博記念公園駅下車、徒歩で約5分 |
URL | https://www.expo70-park.jp/facility/taiyounotou/ |
感性でふれる新感覚のミュージアム――NIFREL(ニフレル)

万博記念公園からほど近い《ニフレル》は、「感性にふれる」をテーマにした体験型ミュージアム。水族館・動物園・美術館を融合したような新しい空間では、ホワイトタイガーやカピバラなどの生き物たちが自由気ままに暮らしています。館内はそれぞれの感覚に訴えかける7つのゾーンで構成され、まるで“感じる”ことで万博のテーマに触れるような不思議な時間を過ごせます。カップルや友人同士で訪れれば、驚きや発見を分かち合える、心に残るひとときになるはずです。
営業時間 | 10:00~18:00(最終入館は17:00) ※年中無休 |
住所 | 大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内 |
アクセス | ホテルグレイスリー大阪なんばから徒歩約5分のなんば駅より大阪メトロ御堂筋線に乗車し、千里中央駅で下車、モノレールに乗り換えて万博記念公園駅下車、徒歩で約5分 |
URL | https://www.nifrel.jp/ |
アートの世界で“世界”と出会う――国立国際美術館

中之島にある《国立国際美術館》は、「現代美術専門」という全国的にも珍しい美術館。大阪万博の文化的な流れを継ぎ、世界中の現代アートと日本の感性が融合する展示が数多く行われています。地下に広がる展示空間は、まさに非日常。時間を忘れて作品に没頭すれば、まるで世界中の“今”を旅するような気分に。草間彌生や奈良美智など、日本を代表するアーティストの作品に触れる機会も多く、アート初心者から愛好家まで幅広く楽しめます。雨の日や少し静かな時間を過ごしたい時にもぴったりの場所。アートに包まれる上質なひとときを、都会の中心で味わってみてはいかがでしょうか。
営業時間 | 10:00~17:00(入場は16:30まで) ※月曜休館(祝日の場合は翌日) |
住所 | 大阪府大阪市北区中之島4-2-55 |
アクセス | ホテルグレイスリー大阪なんばから徒歩約5分のなんば駅より大阪メトロ四つ橋線に乗車し、肥後橋駅下車、徒歩で約10分 |
URL | https://www.nmao.go.jp/ |
今回の旅の拠点
ホテルグレイスリー大阪なんば
御堂筋線「なんば駅」 徒歩3分 / 南海電鉄「なんば駅」 徒歩6分