11月中旬が最も見頃な紅葉狩りを楽しむ箕面公園お散歩コース

大阪の中心部から比較的アクセスがよく、四季折々の自然を感じることができる明治の森箕面国定公園。その一角に位置するのが、大滝で有名な箕面公園です。特に秋が深まる11月中頃からは、紅葉黄葉の美しい景色を目当てに多くの観光客が訪れます。今回は、晩秋の風情を五感で堪能できる園内おすすめの散策コースをご紹介します。

宝塚ワシントンホテルから箕面公園へは同ホテルから徒歩4分の「宝塚駅」から8駅、「石橋阪大前」で乗り換えてから3駅の「箕面駅」下車後、公園入口まで徒歩5分です。

もみじの天ぷらを頂きつつ、秋の彩りあふれる遊歩道を歩く「滝道」

箕面駅から公園の入り口に当たる一の橋を通り、箕面川の渓流に沿って滝へと続いている道のことを「滝道」といいます。滝までの距離は片道2.8kmですが、整備された遊歩道なので軽装でも気軽に散策できるルートです。滝道の途中では、食用のもみじを塩漬けにしてからりと揚げた名菓「もみじの天ぷら」を様々なお店が販売しているので、食べ比べてみるのも楽しいですね。赤や黄に色づいた木々を眺めながら歩みを進めていくと、年中飛び交う蝶が観察できる「箕面公園昆虫館」や宝くじ発祥の地として知られる古寺「箕面山瀧安寺」などの名所が見えてきます。公園内でゆったりとした時間を過ごせるのであれば、それらのスポットに立ち寄るのもおすすめですよ。

開園時間	年中無休
URL	http://www.mino-park.jp/e111307.html

日本の滝百選に選ばれた名瀑と紅葉のコラボを堪能する「箕面大滝」

箕面大滝は、「日本の滝百選」に選ばれている落差33mの迫力満点の滝です。流れ落ちる大量の水がまるで農具の「箕」のように見えることから、箕面大滝という名が付きました。「箕面」という地名も、この滝に由来する名前です。後藤夜半の名句「瀧の上に水現れて落ちにけり」が詠まれた場所としても有名ですね。年中観光客が絶えないスポットですが、特に紅葉シーズンは多くの人で賑わいます。燃え立つような赤に染まった楓越しに眺める名瀑はまさに絶景そのもの。流れ落ちる水の爆音やしぶきや間近で感じながら、紅葉と滝のコラボレーションに酔いしれましょう。特に、赤い滝見橋からのアングルは最高のフォトスポットですよ。

開園時間	年中無休
URL	http://www.mino-park.jp/e110423.html

紅葉が見える席で旬の野菜を使った絶品イタリアンを頂く「チンクエピュウ」

大滝からの帰り道、お腹が空いたらぜひ美味しいイタリアンを供してくれる「チンクエピュウ」に足を運びましょう。元々は箕面駅すぐの立地で営業していた人気のレストランでしたが、2020年11月に滝道へと移転。現在では、箕面川のせせらぎや鳥のさえずりに耳を傾けながら、全席で紅葉の美観に浸ることができる抜群のロケーションに位置しています。ヘルシーなランチやディナーのコースは、移転前から評判が高く、心も体も満足できるごちそうだと大評判。特に自然農法の野菜を使った16品目のサラダやシェフ特製のスープは、旬のおいしさをとことん味わえる一品です。秋色に染まった自然に囲まれながら、大地の恵みに舌鼓を打つ贅沢なひとときをどうぞ。

営業時間	11:30～15:00、17:30～22:00　不定休
URL	https://www.facebook.com/5%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC-1033983996694055/