カラフルなゼリーポンチで話題に。約70年前からあるレトロな内観で、どこか懐かしいメニューが楽しめる「喫茶ソワレ」

「喫茶ソワレ」は、戦後まもない1948年（昭和23年）に開店した喫茶店。店内のインテリアはすべて昭和を感じさせるもので、ひと昔にタイムスリップしたような気分になれます。数々の喫茶店メニューがありますが、なかでも人気の「ゼリーポンチ」を目当てに訪れるお客が多いようです。

1948年から開業当時の世界観を今も大切にしている「喫茶ソワレ」。お店の名前である“ソワレ”とは、フランス語で「夜会」「素敵な夜」という意味。メニューの表紙には「Soyez la bienvenve」と書かれていて、フランス語で「ようこそいらっしゃいました」という意味だとか。

店内は夜をイメージさせるようなやや暗い空間で、綺麗な青色照明が使用されています。特徴的なこの照明は、創業者の友人である染色家から「女性が綺麗に見える灯りを」とのアドバイスをもらい、採用したそう。また店内の壁には、ギリシャ神話の牧神パンやワインの神様バッカスの木彫刻も飾られていています。

大人気の”ゼリーポンチ”は、1978年（昭和53年）から取り入れたメニュー。透明のソーダに浮かぶカラフルなゼリーに、思わずうっとりしてしまうはず。まるでステンドグラスのような輝きで、その美しさに誰もが写真に収めたくなるでしょう。ほかにも、ゼリーミルクやゼリーヨーグルト、ゼリーワインなど、ゼリーのメニューが豊富に揃っています。

また、レトロ喫茶に欠かせないクリームソーダも人気。オレンジ・バイオレット・レモン・スカイブルー・ストロベリー・メロンなどカラフルなドリンクが揃います。ぜひレトロ空間で、ここでしか楽しめない喫茶店メニューを味わってみては？