間近から見上げるレインボーブリッジは迫力満点！江戸幕府がつくった砲台跡を再利用した「台場公園」　

東京湾の入江に位置する、人気観光スポット・お台場海浜公園と一体になっている「台場公園」。”レインボーブリッジに最も近いスポット”と言われています。実は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の関係で立ち入り禁止となっていました。海風が心地よく感じられる気温になってきたこの時期に、再び利用可能となった同園を訪れて、東京湾沿いの圧巻の眺めに癒されてみては？

敷地が正方形のような特徴的な形をしていて、まるで海に浮かんでいるかのような「台場公園」。元々は、江戸幕府が海を埋め立ててつくった海上砲台でした。時は鎖国を続けていた江戸時代。ペリーが日本に来航して開国を強く迫った後、江戸幕府が外国戦艦からの攻撃を恐れ、江戸を守るために作った砲台の1つなのだそう。このような歴史があることから、同園はぐるっと一周しやすい広さで、さらに360度見晴らしが良いスポットとなっています。

すぐ隣には、レインボーブリッジがそびえたっているのも魅力の一つ。レンボーブリッジと東京湾、対岸に立ち並ぶ高層ビル群の3つを1枚の写真に納めることができます。早朝、夕暮れ時、夜景の時間帯で違う表情を見せてくれるので、旅行中に複数回立ち寄るのもいいかも。

ちなみに園内には、スマートフォンを使ってARで大砲を再現できる仕掛けも。近代的な景色を目の前に、江戸時代の風景を覗いてみて。