入場料無料！世界五大陸・50カ国以上から希少なカバンが浅草に集結「世界カバン博物館」

東京メトロ浅草線、浅草駅からすぐのエース東京店内にある「世界カバン博物館」。実は同博物館は民族的なものから高級品まで、世界中からコレクションされたカバンが集結しているスポットなのです。浅草寺や仲見世通り周辺での食べ歩きだけでなく、浅草の隠れた名所に足を伸ばしてみるのはいかが？

スーツケースやキャリーバッグでお馴染みのエース。創業者の新川柳作が、1958年にドイツの皮革博物館を見学したことがきっかけで誕生したのが「世界カバン博物館」です。新川が見学した博物館には皮革製品はたくさん展示されていましたが、カバンはたったの10点ほどだったそう。それに物足りなさを感じた新川は「カバンを通して各国の歴史や文化、風俗を多くの人々に知ってほしい」という思いを抱きました。そして、世界中から高い技術で作られたカバンを精力的に収集し、1975年にそのコレクションを展示する博物館を完成させたのです。

同博物館では、世界五大陸・50カ国以上から集められたとても価値のあるカバンが展示されています。たとえば、現在世界に3個しか存在しないとされているワニ皮のキャビントランク。さらに革の模様が一つずつ微妙に異なるシマウマのボストンバックなど、ため息の出るようなカバンが所狭しと並びます。

館内にはゆったりとした休憩スペースがあるので、鑑賞後にカバンの文化を振り返る時間も持てますよ。東京スカイツリー®︎を眺めることができるのも嬉しいポイントです。