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足腰のご利益とイノシシで有名な「護王神社」。全部で何頭のイノシシと出会えるか数えてみて

京都御所のすぐ西側に位置する「護王神社」。足腰にご利益があることで有名なこちらの神社はスポーツ選手もお参りに訪れることがあるそう。境内には勇ましくも可愛らしくもあるイノシシの像がたくさん。そのためイノシシ神社としても知られています。お参りの際はさまざまな表情のイノシシたちもお見逃しなく。

護王神社()
Photo by @tamutamu0601

足腰の病気や怪我でお悩みの方が多く人が訪れる「護王神社」。イノシシ神社としても有名な同神社の境内では、あちらこちらでイノシシの像を見ることができます。”足腰”と”イノシシ”がどう結びつくのか。それは同神社がお祀りしている和気清麻呂公という人物に関係します。

奈良時代末の769年、和気清麻呂公は当時の実力者の弓削道鏡が嘘をついて天皇の位を奪い取ろうとしていたところを阻止。そのため弓削道鏡の怒りをかってしまい、足の腱を切られ九州に流刑になりました。さらに弓削道鏡による刺客に襲われそうになる和気清麻呂公。でも300頭ものイノシシによって守られ無事に目的地に到着。その後イノシシたちは去り、和気清麻呂公の足の怪我も回復した、というお話が同神社の足腰とイノシシの由来になります。

本殿右側の”足萎難儀回復の碑”には足型の石があり、この上に乗って祈願すればご利益があるそう。さらに手水舎にあるイノシシは「幸運の霊猪(れいちょ)」と呼ばれていて、撫でると幸せが訪れるといわれています。他にも狛犬ならぬ狛イノシシやイノシシおみくじなど、同神社ならではのイノシシ達に出会えますよ。

参拝時間6:00〜21:00
住所京都府京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385
アクセス地下鉄烏丸線「丸太町駅」より徒歩7分
ホテルタビノス京都:五条駅から地下鉄烏丸線で3駅
ホテルグレイスリー京都三条:ホテルから徒歩5分、河原町三条よりバスで5分の荒神口で下車後徒歩15分
URLhttp://www.gooujinja.or.jp/

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