広島から良アクセス！江戸時代の風情漂う竹原で晩夏を楽しむ小旅行プラン

安芸の小京都と称される竹原。日本の伝統的な街並みがそのまま残り、落ち着いた風情が漂います。広島からは約1時間と、小旅行するのにもぴったり。今回は竹原を訪れるなら抑えておきたい注目スポットをピックアップ。絶景スポットや地酒を使ったスイーツ、伝統工芸などを楽しみながら、魅力あふれる竹原の街を散策しましょう。

和風カフェ「茶寮一会-ICHIE-」でノスタルジックな雰囲気を感じながらひと休み

たけはら町並み保存地区にある和風カフェ。以前は旅館「礒辺邸」として営業していましたが、2019年に甘味処・カフェにリニューアル。築100年以上経つ古民家を利用した趣ある空間で、挽きたての珈琲や抹茶、スイーツを楽しめます。暖簾をくぐると小さな中庭が見え、緑を眺めながらゆったりとくつろげる雰囲気。時間があればご主人に旧磯辺邸の思い出や、お店の由来をお聞きするのも良いかもしれません。落ち着く和の空間で、竹原の歴史を感じることができますよ。名物はひんやりスイーツが盛りだくさんの「ICHIEパフェ」。特産品の塩を使ったかりんとうや塩飴などの企画販売や、地酒・竹原三蔵を使ったメニューも豊富で、竹原の魅力を味覚でも楽しめます。散策の合間に休憩するにもぴったりです。

開館時間	11:00～17:00　土日祝のみ営業
住所	広島県竹原市本町三丁目10-34
アクセス	広島駅より高速バスかぐや姫号で約1時間、竹原中央駅バス停で下車後徒歩約7分
URL	https://saryo-ichie.net/

竹原を一望！朱色のお堂が美しい街のシンボル「西方寺・普明閣」

西方寺・普明閣（ふめいかく）は竹原の街を一望できる観音堂。竹原のシンボルとして、何百年もの間街の人々に愛されてきました。竹原を訪れるなら必見スポットのひとつです。まずは高台を目指して階段をのぼりましょう。坂や階段が続くので、スニーカーなどしっかりとした靴がおすすめです。普明閣は、元は県の重要文化財である木造十一面観音立像を祀るためにつくられた観音堂でした。朱色の柱が目を惹く、竹原の景観の中心的存在です。京都の清水寺を模して建てられたという舞台から眺める竹原の街並みは、江戸時代の面影が色濃く残り情緒たっぷり。まるでタイムスリップしたような気分で絶景を楽しみましょう。

開館時間	8:00～18:00
住所	広島県竹原市本町3-10-44
アクセス	広島駅より高速バスかぐや姫号で約1時間、竹原中央駅バス停で下車後徒歩約8分

お土産づくりにおすすめ！竹原の伝統工芸を気軽に体験できる「竹原まちなみ竹工房」

たけはら町並み保存地区にある竹細工の工房「竹原まちなみ竹工房」。古い土蔵を改装した、趣ある店構えです。竹原の名産品である竹を使った工芸品の制作や販売をしていて、予約なしで竹細工体験も可能。職人の丁寧なアドバイスのもと、初心者でも作品づくりを楽しめます。45分から1時間程度で完成できるので、気軽に立ち寄ってみては？中でも特に人気なのが風車づくり。完成した作品片手に街を散策するのも風情があっていいですね。旅の思い出づくりや、お土産にもぴったりですよ。工房の裏手にはハートの風車が壁一面に飾られていて、人気のフォトスポットになっています。素敵な写真を撮って楽しみましょう。

開館時間	9:30～16:00　不定休 （竹細工体験は14時半までに来店必須。5名以上での体験希望は前日までに要予約）
住所	竹原市本町三丁目12番14号
アクセス	広島駅より高速バスかぐや姫号で約1時間、「新開」バス停で下車後徒歩約7分
URL	https://www.facebook.com/profile.php?id=100057387371966&locale=ja_JP