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会津若松で涼を楽しむ夏の「ひんやり」ご当地麺

おにやんま(Oniyanma)

暑い夏には、口当たりが良いひんやりとした食べ物が食べたくなるもの。全国的には「冷やし中華」が人気ですが、会津では夏になると「冷やしラーメン」というメニューが登場します。冷やしラーメンは、山形や福島など一部の地方でしか食べられないご当地グルメのひとつで、会津でも人気のメニューです。夏に会津を訪れるならぜひ食してみては?今回は冷やしラーメンだけでなく、冷やしそばなどひんやり麺の人気店をご紹介していきます。

暑い日につるっと食べたい!「うえんで山鹿店」の名物冷やしラーメン

うえんで山鹿店(Uende Yamaga)
Photo by @3.mermaid.k_25

昭和47年創業 の人気のラーメン店「うえんで」。夏になるとご当地グルメである「冷やしラーメン」がメニューに加わります。このメニューを求めて、他地方から訪れる客も多いという名物のひとつです。冷やしラーメンは冷やし中華とは異なり、通常のラーメンと同じようにたっぷりのスープに麺が浸っているのが特徴。スープは醤油風味の出汁のきいた味が一般的で、冷やし中華のように酸味は強くないのでつるっといただけます。同店の冷やしラーメン「会津山塩冷やしらぁ麺」は、スープに地元産の会津山塩を使用。昆布と帆立貝柱からとった出汁スープにカボス果汁を加えた爽やかな味わいです。穂紫蘇を散らすことによって、見た目も涼やかで、夏にぴったりです。のど越しも良いので暑い夏の日につるつるっといただきたいですね。

営業時間9:00~15:00
住所うえんで 山鹿店:福島県会津若松市西栄町2-17
アクセス・会津若松ワシントンホテルより車で約7分
・会津若松ワシントンホテルより徒歩約2分のバス停「若松駅前バスターミナル」よりバスで約7分、「桂林寺町」で下車し徒歩約1分
URLhttps://uende.jp/

冷やしラーメン発祥の地でひんやりラーメンに舌鼓。「食堂いしやま」

いしやま食堂(Shokudo Ishiyama)
Photo by @nukobayashi

福島県の冷やしラーメンの発祥の店と言われる「いしやま食堂」。1952年に、風邪をひいて食欲がなくなったというお客さんに、ラーメンの麺を水で洗い食べやすく手を加えたメニューを提供したのが発祥だそうです。有名人が訪れたりメディアに取り上げられることも多い、注目のお店です。出汁には豚肉を使い、2日かけて出汁を取る事で舌ざわりを良くし、旨みを閉じ込めているそう。さらに水にもこだわり、不純物の少ない磐梯山の湧水を汲んできて使っているのだとか。口にすると、手間暇かけたスープとプリっとした冷たい手打ち麺との相性抜群で、あっという間に完食できます。70年以上前から地域の人々に愛されている評判の一杯なので、会津を訪れた際にはぜひ食べてみて下さい。

営業時間11:00〜15:00、17:00〜21:00 (不定休)
住所福島県河沼郡会津坂下町市中二番甲3617
アクセス会津若松ワシントンホテルより車で約20分

夏限定の塩出汁すだち蕎麦が人気。清涼感を感じられる「おにやんま」

おにやんま(Oniyanma)
Photo by @dried.bonito

ここまで冷やしラーメンをご紹介してきましたが、あっさりした麺が食べたいという方には、蕎麦がおすすめ。蕎麦は全国で食べられますが、会津は蕎麦で有名な信州と古くから交流があったことから、地域に根付き、蕎麦の名店が多いのだそう。「おにやんま」はそんな会津の中でも評判の蕎麦店。夏には限定で冷たい塩出汁「すだち蕎麦」が登場します。スライスされたすだちがたっぷりと盛られていて、見た目もとっても涼やか。出汁の味がしっかりしている一方で、すだちがしっかりと爽やかな風味を主張しています。すだちのエキスと蕎麦の組み合わせはとっても清涼感があり、夏に食べるのにぴったりの一杯です。

営業時間10:00〜15:00、17:00〜20:00(定休日は公式インスタグラムを確認)
住所福島県会津若松市慶山一丁目
アクセス・会津若松ワシントンホテルより車で約9分
・会津若松ワシントンホテルより徒歩約2分のバス停「若松駅前バスターミナル」よりバスあかべえに乗車し約10分、「石山」で下車し徒歩約2分
URLhttps://www.instagram.com/aizu.oniyanma_soba/?hl=ja

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