自然の息吹が薫る地でリフレッシュ！立川周辺で開催されるお祭り2選

東京都の西側に位置する多摩地域の中心地、立川市。おしゃれなカフェやレストラン、複合商業施設などが年々増え続けている一方、緑豊かな自然が存在する街でもあります。これからの季節は周辺地域も含め、梅や桜、新緑に彩られ、散策するだけでわくわくする景色が広がります。また、渓谷や河川など美しい自然の迫力を感じられる青梅市や、登山で人気の高尾山などにも近く、リフレッシュする旅の拠点としても最適な街でもあります。雄大な自然の景色を求めて、立川周辺を巡ってみませんか？

今回は、立川ワシントンホテル周辺エリアで開催される、自然のお祭りをご紹介します。

復活に向けて懸命に咲く梅の花「吉野梅郷梅まつり」

2月下旬から3月下旬の間、青梅市では咲き誇る梅の花が辺りの景色を華やかにし、春らしい爽やかな香りが漂っています。2月25日〜3月25日は「吉野梅郷梅まつり」が開催され、お花見をしながらご当地グルメを味わったり、阿波踊りや郷土物産展などのイベントを楽しむことができます。実は、会場周辺の梅の木は2009年にウメ輪紋ウイルス（ＰＰＶ）という植物の病気が発生したことにより、全てが伐採されてしまいました。その後、かつての景色を取り戻そうと新たな梅の木を4,000本以上植え、昨年3月に3年ぶりの吉野梅郷梅まつりが開催されたのです。今年も多くの梅の花が、皆さんの思い出の写真の1枚になるよう一生懸命咲いているので、ぜひ足を運んでみてはいかが？

春もみじに癒される「高尾山若葉まつり」

秋の紅葉の時期に多くの人が訪れる高尾山ですが、4月上旬から5月下旬の新緑の時期にも魅力が満載。高尾山の新緑は「春もみじ」と呼ばれており、秋の紅葉にも勝ると言われています。4月6日から5月26日の1ヶ月間開催される「高尾山若葉まつり」は、新緑を楽しむために見逃せないお祭りのひとつ。新緑に包まれた景色の中、土日祝日を中心に様々なイベントやステージパフォーマンスが行われます。もちろん、高尾山の春もみじや滝に癒されながら登山するのもお忘れなく。高尾山の麓の清滝駅から中腹の高尾山駅までの約1,000メートルを一気に駆け上がるケーブルカーに乗って、車窓からの景色を楽しむのもオススメです。