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宝塚駅より電車で30分。三宮・元町エリアで出会える、神戸が歩んできた歴史を物語るおすすめフォトスポット3選

メリケンパーク海辺沿に設置されたオブジェ (Sculpture along the sea in Meriken Park)

阪急宝塚駅より阪神線で30分ほどの神戸三宮駅周辺に広がる、「三宮・元町エリア」。西日本随一のチャイナタウン「南京町」や神戸一の商店街「三宮センター街」など、多くの神戸の人気観光地が存在しています。さらに神戸港を臨む「ベイエリア」にも隣接しているため、「神戸ポートタワー」や大型複合施設が集結している「ハーバーランド」などへのアクセスも抜群です。

今回は三宮・元町エリア周辺にあるスポットの中から、3つのおすすめフォトスポットをご紹介します。

神戸の地名の由来であるパワースポット「生田神社」

生田神社(Ikuta Shrine)

鮮やかな朱色の鳥居と楼門が堂々とそびえ立つ、「生田神社」。”いくたさん”の愛称で親しまれているこの神社の歴史は約1,800年前より続いており、日本書紀や清少納言の枕草子に登場する名所でもあります。境内には19の神様を祀る15の社があり、豪華絢爛な作りの本殿をはじめ、鳥居が連なる稲荷神社やかつて源平合戦が繰り広げられた生田の森など、フォトスポットがたくさん。繁華街の近くにありながらも、厳粛な凛とした雰囲気を感じることができるのも魅力です。また、806年に朝廷より生田神社の為にお供えする家”神戸(かんべ)”が派遣され、この”かんべ”が”こんべ”と呼ばれるようになったことで、現在の”こうべ”という地名になったと言われています。

参拝時間8:00〜17:00
住所兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1
アクセス神戸三宮駅より徒歩10分
URLhttps://ikutajinja.or.jp/

古い洋画の世界に入り込んだような気分を味わえる「北野異人館街」

北野異人館街の街並み(Scenery of Kitano Ijinkan-Gai District)

日米修好通商条約が締結されたことにより、1868年に神戸港が函館、長崎、横浜についで開港。他国より多くの外国人が訪れるようになったため、複数のエリアが彼らの居留地として指定されました。北野町一帯では大正初期にかけて200棟ほどのクラシカルな洋館が建てられ、今もなお一部が保存されていることから「北野異人館街」と呼ばれています。レトロな小道の両脇には当時の面影を残す異国のような景色が続いており、北野異人館街のシンボルでもある煉瓦造りの”風見鶏の館”や、パステルグリーンの外壁が目を引く”萌黄(もえぎ)の館”といった国指定重要文化財、魚鱗に覆われているように見える”うろこの家”など、それぞれ特徴の異なるユニークな建物に出会うことができます。

営業時間各施設によって営業時間や休業日が異なるため、公式ホームページをご覧ください。
住所兵庫県神戸市中央区北野町
アクセス神戸三宮駅より徒歩15分
URLhttps://www.kobeijinkan.com/

神戸のランドマークと神戸港がつくりだす絶景に癒される「メリケンパーク」

メリケンパークから見える夜景(Night view from Meriken Park)

神戸港沿いにある広大な公園「メリケンパーク」。近くに米国領事館があったことから、アメリカがなまった言葉である”メリケン”という名がつけられたのだそう。園内には、巨大な鯉の形の “フィッシュ・ダンス”や、カラフルなモザイク模様の “オルタンシアの鐘”などの面白いオブジェが。なかでも、”BE KOBE”モニュメントは人気のフォトスポット。阪神・淡路大震災から20年をきっかけに生まれた”神戸の魅力は人である”という思いを集約したシビックプライド・メッセージでもあります。また、周辺には「神戸ポートタワー」や、大海原を駈ける帆船の帆と波をイメージした白い大屋根が特徴的な「神戸海洋博物館」も。日が暮れると建物がライトアップされ、神戸らしさ溢れる美しい夜景を楽しむことができますよ。

開園時間24時間
住所兵庫県神戸市中央区波止場町2
アクセス神戸三宮駅から阪神本線で1駅、元町駅より徒歩15分
URLhttps://www.feel-kobe.jp/facilities/detail.php?code=0000000144

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